2011年9月21日水曜日

”マネン”のない旅 Vol.2 : 私の知らない世界がたくさん

パートと言っても、何をすればいいのか。スーパーマーケットのレジ係時給650円、ピザ屋やヤクルトおばさんは、運転免許がいるらしい。。

ということで、まずは、以前配布していたティッシュに、コンパニオン、配膳派遣というのがあったので、電話して面接を受ける。たとえ30歳若かったとしても、私にはコンパニオンは向いていないので、時給800円の配膳に挑戦!

配膳とは。。。ホテルの食堂のバイキングサービスや客室に料理を運んだりするお仕事。
うすうす気づいてはいたが、私は全く使い物にならない。接客はしどろもどろだし、料理を並べるのも片付けるのもとろいし、しかも慣れないパンプスで足が痛い!

「おおお、これが肉体労働か!!」と思うのだが、普通の主婦がてきぱきと仕事をこなしている。
子供3人で、だんなの稼ぎが少ないと働くおばさん、娘の出産費用をつくるおばあさん、3人の子供を前のだんなに残して再婚準備中の借金がある女性、対人恐怖症といいながら、身の上話を話し続ける女性、離婚して1匹のワンちゃんが宝物という女性  などなど。。。
宮部みゆきや桐野夏生の小説みたいな話で溢れている。

半年毎にでる子供のおもちゃやゲームを買うために、時給800円で朝も夜も働いて、お弁当つくったり家事もしっかりやっているたくましい主婦たち。。。

1500-2000字の原稿1本で8万円もらっていた自分が、どんなにラッキーだったか。。

配膳の仕事はきついけど、今まで私がしらなかった現実の世界がたくさん体験できる。私がNYにいた25-48歳までの23年間の日本で働く女性たちのリアルな生活がめまぐるしく展開して。。パート・トラベルもやってみるもんだと、楽しんでいる。

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