2017年12月1日金曜日

50代から始めるNPO その37


11月27,28日、ビエンチャンの学校で交通安全教育ビデオを上映しました。
小学校低学年6歳クラスは、なんと3歳から8歳まで27人集まりました。自分の年齢もわからない子供がいて、大変でしたが学校の先生と現地スタッフがなんとかまとめてくれました。
ビエンチャンの学校は公立と私立で格差があり、公立は貧しい子供たちが集まっています。


 10歳代のクラスが一番熱心にビデオを観て、質問もありました。反響があるって、うれしいです。
14歳代のクラスは、内容が子供向きすぎて興味ないような生徒もちらほら。。

このはじめての現場体験を活かし、もっといい交通安全教育を考えていく予定です。

2017年10月31日火曜日

地球儀を回しながら明日を考える生活

今日、NYの知り合いにメールを書きながら思いついたフレーズです。
地球儀を回しながら明日を考える生活。

そんな生き方できるといいな。

っていうか、それしかできなくなりそう。。。。

2017年10月25日水曜日

時代の流れ

最近の若い女性のファッションにはなんとなくついていけないし、新しい音楽にもときめかない。書店で買う本といえば、料理や裁縫などの実用書ばかりで、欲しい物といえば、ワインとチーズと野菜。。ニューヨークにいたころは、街を歩くだけでたくさんの情報が溢れ、自然とファッションや音楽が身体に流れてきたけれど、長崎では新しい映画を観るくらいしか感激がない。。

と思っていたら、先日面白い記事を見つけた。。
最近のNYのファッションブラントのトレンドに関する記事。最近、アパレル業界の不振が続く中で話題になっているファッションブランドの3つのキーワード。
フェアトレード、オーガニック、エシカルのように、製品を購入することにより社会的貢献ができる満足感を与える「ソーシャル」、健康志向が高まる中、素材や機能にこだわるアスレチックとレジャーからできた造語「アスレジャー」、職人の手によって丁寧に作られたものを長く大切に使う「クラフトマンシップ」。

なんだか、今私が興味を持っているものがトレンドになってきているようで嬉しくなってきた。


2017年10月24日火曜日

”あたりまえ”ということ

このブログ、3か月も書いてなかったのね。
いろいろ想定外の事が多くて、あっという間に時間がすぎてしまいました。
NPOのJICAプロジェクトやっと進みました。
ラオス政府からやっと認可がおりて、ラオスの学校でビデオ上映できるようになりました。

ふう。。。。

最近、”あたりまえ”という言葉が怖くなってきました。
日本人が勝手にいいことをしていると思っても、共産国ではその国の基準でいいか悪いか判断するのです。

最近、アメリカ生まれのイラン人女性と知り合いました。TEDのキューレターをするほどの優秀な女性です。彼女はシングルマザーなのですが、イランはシングルマザーをいう存在を認めていなくて、彼女は自分の娘をイランに連れて行くことができないそうです。

ふう。。。

今まで普通に当たり前と思っていたことが、地域や環境がかわるとそうではなくなるという”あたりまえ”のことを人生57年生きて実感しています。




2017年7月30日日曜日

T君の予言

20年位前、NYでよく会っていたT君。今は、某美術大学の教授をしている。
で、その頃、若い日本人女性がNYにたくさんいたのですが、その現象を客観的に見ていたT君いわく、「今後、日本のスポーツ選手は混血が増えるでしょうね。」

T君は、ギャンブルや株には全く興味ない人だったけど、本気で株やったら儲かっていたかも。。と、最近の日本の陸上競技を見ながら思います。


2017年6月23日金曜日

50代から始めるNPO その36  いよいよ本番って感じ?


世界の人びとのためのJICA基金で、「ラオスの少年少女たちのための交通安全教育ビデオの制作と上映」プロジェクト開始。予算の関係で、Lao International TVやFaceBookの画像をコピーライトの了承を得て使用し、アニメーションでつなぐ予定だったが、なかなかいい画像が見つからないので、やはり現地撮影することにした。
ラオス在住20年以上の日本人やJICAラオスの安全管理担当者とミーティングした結果、重大な事がわかった。ラオスは共産国でDVDやビデオは全て検閲を通らないと上映できないのだ!!しかも、どこが検閲するかで下手をすると1年以上返事が来なかったりするらしい。さらに、いろいろな部署をたらいまわしにされると大変なことになる。そこで、日米ラオス合作映画に出演したラオス人家族をビデオで使い、彼らが映画で使った検閲部門で彼らが参加するビデオということで検閲してもらうことにした。しかし、検閲にかかる時間がまだ読めないので、これから急ピッチでビデオをつくらなければならない。
ビデオを上映する学校は今までJICAを通して日本が援助をしてきた日本との繋がりが深い学校を使うので簡単に見つかることの事。

ふううう。メールのやり取りだけでなく、実際に現地に来ないとわからないことがたくさん。でも、今わかってよかった!ビデオが完成したあとで検閲に時間がかかって年内に上映できなかったら大変なことになっていた。

この3年間、ラオス現地のいろいろな人達とのネットワークを作っておいて良かった。やっぱり、人脈と情報って大切ね。なんだか、本当にNPOのプロジェクトやってるって実感湧いてきました!!Go!Go!Go!

2017年6月7日水曜日

危機管理?

6月末から7月にかけてNPOのプロジェクトでラオスに行くことになった。
ラオスは、イスラム圏ではなく後進国の中では治安がいい国なのだが、日本からの直行便がなくタイのバンコクを経由する。バンコクの空港は、ものすごく巨大でしかもいろいろな人種が集まっている。
ということで。。私のカンなのだが、アメリカ独立記念日の7月4日にバンコクの空港に立ち寄らないように1日帰国日を遅くすることにした。

2001年の同時多発テロの時、NYに住んでいたのだが、9月11日はアメリカの110番にあたる911だった。偶然かもしれないけど、何か意味がある日時はテロ発生可能性が近い地域には近づかないようにしている。

そんな話は先日市ヶ谷で受けた安全対策研修では聞かなかったけど。。実は石橋をたたいて渡る私のポリシーです。

2017年5月30日火曜日

アジャストメント

JICAの研修で東京に行ったので、短い期間だったけど、数名の知人に会った。
大学時代の同級生たちは、恰幅いいおじさんになっている。会社社長や役員になった人たちが、他の会社に移ったり、フリーになったり。。有名デザイナーで大学院教授になった知人が、私みたいなおばさんの話をにこにこ聞いてくれたり。。

そんな中で頭に浮かんだワードが「アジャストメント」。
50代後半になり、今までの実績や経験をもとに、自分らしい生き方を探している姿はリセットではなくアジャストメントだ。。と思いました。

人から見ると行き当たりばったりの人生に見えるかもしれないけど、私の人生も私なりに味わい噛みしめ納得しながらアジャストメントしてきたんだ!と思ってしまったのでした。
 
とりあえず、今も楽しいし、これから進む道も面白そうです。

50代から始めるNPO その35


 

5月19日市ヶ谷のJICAで安全対策研修を受ける。去年7月、バングラディシュ ダッカのレストランでのテロ以来、JICAでは海外で活動するプロジェクトに参加する人対象に安全対策研修を行っている。もう何度も海外には行ってるし、ニュースもよく読んでるから大丈夫と思っていたけれど、テロが起こる背景とか、実際にテロに会った時の対応法などは、ネットで得られる情報以上に深かった。しかもこれからアフリカのイスラム圏に活動に行く人からの質問などは、とてもリアルで、「それでもあなたは行くの?」と言いたくなってしまった。

わああああ。本当にNPOとしてJICAのプロジェクトに参加するんだ。という実感がわいてきました。

おばさんはストレッチを始めて体力回復しなくっちゃ!!

2017年4月6日木曜日

50代から始めるNPO その34

JICAから助成金が下りる前に、教務委託契約書をつくることになり、膨大なリストが送ってきた。また、代表者は海外渡航前に、安全対策研修を受けなければいけない。

安全対策研修は東京であり、参加者1名分の旅費は出るらしい!やったぁ~。ひさしぶりに東京で遊べる、飲めると思ったら、長崎からは研修前日1泊分の宿泊代は出るが、研修後も連泊すると航空運賃もでなくなるらしい。あくまでJICAの研修参加のための経費ということ。そうだよねえ。これを機会に3-4泊する予定だっただけど、ホテル代1泊込み長崎羽田往復のJALパックが35000円くらいであるので、これを使うことになりそう。

苦手な経理や書類作成がいろいろでてきたので、中学、高校時代の友人や最近しりあったおばさんでNPOに積極的に協力してくれる50-60代女性3名のNPOスタッフがコミュニケーションをとるLINEグループを作った。名付けて「NPおばさん」

ラオス在住日本人男性でラオス人と結婚し現地に子供もいるM氏も手伝ってくださることになった。

だんだんNPOらしくなってきました!


2017年4月1日土曜日

50代から始めるNPO その33

本命だった地球環境基金の助成金はだめだったようだ。今度は、ソーシャルビジネス助成金を申請するぞ。助成金獲得に燃えてきました!

で、ラオスの交通安全ビデオに関してはNPO監事の長崎大学教授から英文参考資料が届き、さらにラオスの交通規則の英文資料も読まなければいけない。
2017年、4月、57歳のおばさんは突然忙しくなってきました!!

まあ、いままで呑気に飲んで寝て猫と遊んでいたので、そろそろ活動開始だな。

2017年3月29日水曜日

50代から始めるNPO その32

わああああああああおおおおおお!!
JICA基金助成金内定です!
今まで7回くらい助成金申請して全部だめだったのが、初めて内定です。って、いままでど素人助成金申請だったけど、NPO設立後2年以上たち、JICAに助成金申請可能になり、JICAから長崎大学大学院グローバルヘルスに来ている助教授にアドバイスいただいてやっと通りました。
これで、Treasures of The PlanetもNPOとして認められたことになりますよね?ね?ね?

3月31日には、もう一つ申請中の助成金の結果がでます。

こんなに感激したのは、何十年ぶりだろう。麻雀で役満あがるよりもずっとすごい感激です。今日のワインは美味い!

NPO正式に活動開始だな。

2017年2月13日月曜日

50代から始めるNPO その31

おひさしぶりです。
去年は我がNPO Treasures of The Planetにとって、とても大きな飛躍の1年でした。
去年10月、4度目のラオスで、やっとNPOとして活動するに値するプロジェクトを見つけました。
ラオス南部の無農薬の農地5ヘクタールを無償で貸してもらい、アボカド栽培を始めます。
アボカドの実が実るようになるには5年間かかります。その間、コーヒーや蜂蜜の輸出をサポートします。ラオス南部パークソーンで会ったK氏のプロジェクト(ラオスの無農薬農地の有効活用)をサポートし、ラオスの農民たちを豊かにしていきます。

JETROの担当の方とも相談したところ、ラオスのアボカドはミカンコミバエ種の寄生虫害のため、生の果実は日本に輸出できません。しかし、アボカドオイルや石鹸に加工すれば輸出できます。アボカドの実が実るまでの5年間、ラオスで購入したアボカドで、アボカド加工方法を習得し、最初は少量でもアボカドオイルを輸出できるようにします。

K氏は、私たちに宿泊施設も無償で提供してくださるそうです。

今、助成金申請もしていますが、クラウドファウンディングも始める予定です。

今年の目標は、今までお世話になったNPOのスタッフにラオス産オーガニックアボカドオイルを贈ることです。

ONE STEP BEYOND ♪