2011年11月29日火曜日

Yoshimi Battles the Pink Robot

なんか、家政婦のミタ以上の急展開の日々。
今日、私の採用を決定した教官から電話があり、至急4階に来るようにとのこと。
で、4階にいくと、スコットランド人助教授と、私を摘発した女性技能補佐員。

彼女は、ただでさえ多忙な毎日なのに、仕事を覚えない私のおかげでストレスがたまって苦痛だという。
教官が、私の問題点を彼女に聞くと、私は社会性に欠けているという。
教官が、「私自身も社会性に欠けていて、あまり人とは会いたくないのだが。。基本的に挨拶が出来るとかが社会性ではないのかね?」と彼女に聞き返す。
彼女は「研究者は自由人が多いので、社会性がなくてもいいですが、彼女はそんな立場ではありません。」という。でも私の日々の挨拶は問題ないという。
私が、「では、具体的に私のどこが社会性がないのか教えてください」というと、私は初日から遅刻したと言う。確かに初日、私は迷子になって5分間遅刻したが、その後は、毎日15分以上早く出勤しているし、彼女のほうが、遅刻や突然欠勤や早退も多かったはず。。。「それから、彼女は失敗を人に責任転嫁します。」これは、このブログにも書いたけど、セールスマンのくだらないトークで私が実験を失敗した時のこと。。教官いわく、「それらは、彼女になれてもらうしかないですね。」
『おいおい、ここは、一回迷子になって5分間遅れたのと(正確には、9時きっかりに研究室に入ったのだが、タイムカードに入力するのに手間取って5分遅れた)、1回実験が失敗したことで首になるんかい??』と心の中で叫ぶが、じっと我慢する私。結局私は、2Fから4Fの共同研究室に移動して、今後は、日本人教官とスコットランド人助教授から直接指導をうけながら、技能補佐員としてのキャリアを学ぶことになった。スコットランド人助教授は「ridiculous!ridiculous!」と言っていたが、、、

彼女は去年も同じようにして、新人男性を辞めさせたらしい。私の私見では、原因は完全に彼女の八つ当たりで、これもある種のハラスメントと思うのだが、勝ち組、負け組みと言ういい方は好きではないが、一歩下がって勝ちをとったという感じ。とりあえず、これで私の1ヶ月のテスト期間は終わり、あと2年5ヶ月は、モンキーマラリアプロジェクトを続ける権利が与えられた。

いや~~~。この歳になって、日本でハラスメント体験ができるとは思いませんでした。
それにしても、昨日も今日も、私を摘発した女性は、目を真っ赤にして泣きはらした顔をして、つけまつげや化粧直しをしています。「私は、知~~~らないっと♪」

本日のBGM: Yoshimi Battles the Pink Robots by  The Flaming Lips
http://www.youtube.com/watch?v=PK6lxIqzk04&feature=related



2011年11月28日月曜日

そうきたか。。。

月曜日、研究所に行ったら、若い技能補佐員の女性に、「どうして、いつまでも仕事を覚えないの?仕事やる気あるの?辞めたら?」といわれた。
「あなたにそんなことを言う権利があるのですか?」
と、聞いたら
「あるわ。もう人事に話をしてきたわ。」
という。
私なりに、無遅刻無欠勤で、少しずつだが仕事もしてきているのだが。。
で、上司のスコットランド人に相談したら、"Don't worry. I'm happy to work with you"
と言うメールが届く。
これって、ハラスメントのひとつと思うのだけど。。どうなることやら

関東、東日本大震災の被災者たちは、今も過酷な環境で生活しているし、世界情勢としては、急激なドル高になり、中東やパキスタンで戦争が起こりそうな予感。。私の問題なんて、取るに足らないことだろうなあ。。

人間関係が一番面倒だと実感する。2週間前に来た子猫と、1年半前からうちにいる猫がなかよくじゃれている。人間もこんなに仲良くなれたら、戦争もなくなるだろうなあ。。でも、猫同士でも相性があるし。。

ふううう。

2011年11月25日金曜日

健康な子猫がやってきた!



近所の知人宅に子猫が生まれ、もらってほしいとたのまれた。
2ヶ月間、母親の母乳を飲んですくすく育ち、自分で餌を食べられるまで成長したところで、我が家にやってきた。うちの雄猫は、初日は警戒していたが、あまりのかわいさに翌日からデレデレ状態。かわいい妹ができました。
子猫ちゃんは、時々お母さんのお乳が恋しくなるようで、雄猫の乳首が真っ赤にはれるまで、チューチューしています。なんと、雄猫もまんざらではないようで、優しく体を舐めてあげています。

健康っていいな。愛情っていいな。とほのぼのしながら楽しく猫たちと暮らしています。

ビジョンがあるということ。。。

NHKのSONGSという番組で、矢野顕子と上原ひろみが競演していた。
NYつながりということもあるけど。。2人とも私が大好きなアーチスト。
若い頃から、音楽一筋で生きている二人。もちろん、2人の才能はすばらしいけれど、自分の好きなことを迷いなく突き進んでいけることがすごい。自分の可能性を信じて、好きなことを貫いてきた背景には、切り捨てた物もたくさんあったろう。

子供の頃は、スポーツ選手になりたいとか、アーチストになりたいとか夢見ても、いろいろな現実やノイズの中で、生活のために流されてきた人がほとんどだ。

今の研究所でも、何十年もマラリアの研究をしている人とかも、すごい。

私は、この道一筋にというのはないし、いまさらそんなことできそうにないけれど、短期、長期にこだわらず、何か明確なビジョンをもって生きていこうと思っている。

新しい職場は、給料とか成功とかいうのには、少しかけ離れているかもしれないけれど、黙々と自分の研究をしている人たちが集まっていて、とても魅力的だ。でも、私のようなパートで働いている人たちの中には、明確な目標があるでなく、学歴や地位もなく、将来の成長も見込めず、周りの人の悪口や愚痴ばかりこぼして、ただ時間をつぶして給料をもらっている人たちがいることが見えてきた。今までいろいろな仕事をしてきて人なら、ここがどんなに楽で恵まれた環境かわかるだろうし、家族とか大切な人のために働いている人たちは、割り切って仕事ができるのだろうけれど、テレビやファッション雑誌の広告をまともに受け取る若い人たちは、今の自分のことしか見えなくて、『私はこんなにがんばっているのに、どうして、こんな生活しかできないの?』みたいな苛立ちが、びんびん伝わってきて。。痛々しくなる。
で、そんな人は、自分より弱い立場の人に当たることになり、当然入ってきたばかりのド素人の50過ぎのおばちゃんに当り散らす。『そんなこと言われてもねえ。。わたしゃ、初心者だからねえ。』と、スルーしているが。。。時々「のれん」に変身する技を身につけてしまった!これも成長か?それとも、年寄りの悪知恵か。。

私も20代前半は、傍から見たらどうでもいいようなことで、悩んだり、周りの人に迷惑かけていたんだろうなあ。。と、今頃になってしみじみ思う。

メディアに踊らされたり、他人と比較して愚痴をこぼすよりも、自分のビジョンをしっかり持つことが大切だなあと。。思うこの頃です。

でも、上原ひろみは、はじけてるなあ。。。

2011年11月22日火曜日

Kendall's Bar


最近、時々行くようになったKandall's Bar. 長崎市の飲み屋街、思案橋にある小さなバーで、ハーバードで哲学を専攻したというアメリカ人が運営している。
先月は、オランダから来たツアー客と盛り上がった。写真左の赤白格子柄のシャツを着ている女性Kelly は、映画「ラストサムライ」を観て、日本が好きになり、1年前から日本語を勉強しているという。長崎のあと、厳島や京都などを回ってオランダに帰るツアーで、オランダに帰国後、メールで上の写真が送ってきた。
翌日、伊王島に行くといっていたので、軍艦島にも立ち寄るように薦めたのだけど、行ったかなあ。

また、長崎に来たいといってたけど、次はいつ会えるかな。オランダで会えれば面白そうだけど、数年は無理だなあ。ううむ。最近は、やりたいことと時間のバランスがずれてきている。あと2年半で、ひずみを修正しないと。。

2011年11月16日水曜日

サプライズ・ギフト!


サントリーから、割れもの注意シールがついた小さな箱が届いた。
去年、サッポロビールのグラスが当たったので、また何かグラスかなあと思ったが、少し重い。。
で、あけてみると、ジャジャ~~ン♪シングルモルト小瓶(350ml)5本セット。
数ヶ月前、西友でマッカラン12年ハーフボトルが安かったので、1本買って、サンプルがあたるとかにネットで応募していたのだった!

まず、LAPHROAID 10年を、夫と2人で半分ずつロックで飲んでみる。
「おおお、シングルモルトだ!」
次に、BOWMORE12年
「これは、初めて飲むけど、深いねえ。」
3番目は GLENFIDDICH 12年
「懐かしいねえ。おいしいねえ。」
次にMACALLAN 12年
「やっぱり、安定したシングルモルトだね。」
最後にMACALLAN FINE OAK 12
「樫樽12年か。これ、初めて飲むけど、一番おいしいかも。。」

と、1時間もたたないうちに5本とも空になってしまいました。
まっ、いいか。

2011年11月12日土曜日

私の中で欠けていた能力を再生中

昨日失敗したことを東京出張中のスコットランド人ドクターにメールすると"No problem. Let's do it from the beginning" という返事がくる。
で、今日は、朝一から、確実に出来る部分からやりなおす。

他のスタッフが、私が失敗した部分は、初心者なら3回は失敗するところで、一度に48サンプルもとるのは大変だから、24サンプルずつ確実にできるようにスコットランド人ドクターに交渉するという。ドクターは、自分ではサンプルを作らないから、勝手に無理なことを注文するけど、気にしないで。。と言われ、
またもや 『ウルッ。。。』

技能補佐員の松尾への道筋は長い。。。

2011年11月11日金曜日

失敗だらけの1日

今日もいつものように、おにぎりを食べて白衣とゴム手袋をつけて、実験台前にすわる。
昨日、48サンプル作った続きで、49-96までのサンプルをPCRという方法で作成する。

手順をまとめた書類と、実験過程や結果を記入するノートを用意し、デスクトップと道具をアルコールでふき、氷を用意し、必要なサンプルや試薬を並べる。

研究所には、毎日、薬品や研究機材を販売している会社の営業担当者が御用聞きのようにやってきて、不足している薬品や実験に必要な機材の注文を受けたり新製品を売り込んだりしている。ほとんどの営業マンは、必要な仕事だけして帰っていくのだが、一人だけ、異常におしゃべり好きがいる。私は、無視して黙々と作業しているのだが、研究生や購入担当者に、彼の奥さんに結婚前にプレゼントしたブランド品とか、奥さんのファッションがケバイとか、30過ぎると目覚ましなしでも早起きできるようになったとか。。どうでもいい話をだらだらと話し続ける。
『ん。その話、昨日も話していたぞ』『おいおい、それが営業トークか?若い娘たちと話したいだけなのかい?時間つぶしかい?それとも、あんたはいつもそんなにくだらん話ばかりしているのかい?』『なんで、みんな彼のショーもない話をにこにこ聞いてあげるんだい?』聞くつもりはないのに、彼の話が一方的に耳に入ってくる。

「うっ!」8種類のprimerを10倍希釈するのに、8本の1.5ミリリットルのチューブに V-1, V-2, K-2, K-5..とピペットで、10マイクロリットルずつ入れていくのに、3本目のチューブにK-2 とK-5を入れてしまった!!再度、K-2 からつくりなおし、今度は、12本ずつ4列に並べた48本のチューブに、さっき作った4種類のマスターミックスを定量で12本ずつ4列のチューブにピペットで注入し12種類のDNAサンプルを、各列に順番に入れていく。。

あの営業マンはまだじゃべり続けている。。。
「あ~~~~~!」inner PCR と、outer PCRを混乱して、1μlずつ入れるDNAサンプルを3μlずつ入れてしまい、10番目のDNAが足りなくなってしまった!!!!

書類は床に散乱するし、もう混乱して大パニック。。

営業マンが帰ったあと、スタッフに失敗した事を告げ、「私、あの営業マン苦手です。」というと、
「みんな嫌いだよ!」と言う。。。なんで、みんな無視しないんだろう。。。
「先生は、同じことは2度質問するなというけど、そんなの絶対無理だから何度でも質問して!」といわれ『ウルッ』となる。。まだまだ、人間ができていない私。。

時間になったので、作業をやめて掃除し、続きは明日検討することにして帰る。
帰宅すると、夫が鍋料理をつくって待っている。
入浴後、たらふく鍋をつつき、日本酒を飲み、近所のお百姓さんにいただいた”ぐべ”をデザートに食べて、午後9時に布団にはいって爆睡するzzzzzzzzzzzzzzz。

ふううう。でも、他の人たちは、仕事が終わった後、買い物して食事の準備したり、子供の世話とかしてるんだよね。私の仕事は午後4時に終わるし、掃除、買い物、ごみ捨て、夕食の準備などは全部夫がしてくれて、オンラインショップの仕事も、ほとんど夫がやってくれて、、、私は新しい仕事のことだけ考えればいいので、とても恵まれていると、自分の幸運に感謝している。。。

使っていなかった脳細胞を活性化させる日々


低血圧で朝が苦手な私は、午前9時からピペットでマイクロリットル単位の試薬をチューブに入れる集中力がでない。だから、毎朝午前6時に起床し、ゆっくり朝風呂に入って目を覚まし、コーヒーとヨーグルトを食べながら、弁当とおにぎり1こ作る。
7時45分にログハウスを出て、18分歩いて市電に乗り、ラッシュアワーのはずなのに、いつも座れる市電に乗って25分間iPhone で英文法のサイトで英語を学びながら、長崎大学病院前で下車し、10分歩いて熱帯医学研究所につくのが8時40-45分。電気ポットでお湯を沸かしながら、おにぎり1個を食べ、緑茶を飲みながら、いままでの実験記録ノートやドクターからメールで送ってきた書類を見ながら、本日の仕事内容を確認し、必要書類を用意する。

石鹸で丁寧に手を洗い、白衣を着てゴム手袋をつけ、私専用実験台アルコールでふき取り、ピペットや、チューブスタンドなどを実験台に並べる。温度に敏感な試薬を冷却するための氷を用意し、実験用の特別にきれいな水が入ったチューブを冷凍庫から出して解凍する。今日の実験で必要な試薬やサンプルも冷凍庫から出して、チューブスタンドに並べ、温度に敏感な試薬は氷の中に入れる。
ノートを開いて、本日の実験開始。
使用する試薬の量にあわせて、ピペットやピペットの先につけるチップのサイズを変える。試薬によって、フィルターなし、フィルター付のチップを使い分ける。

ドクターから、同じ質問はしないようにといわれているので、聞いたことは何でもノートにメモし、薬品類の冷却時間やマシンを作動中など時間ができたときに、Macに保存していた作業方法を指示する書類にメモしたことを記入して保存する。。。

昼休み、研究所の人たちが集まって食事をしている部屋があるのだが、実験の都合で昼休みがずれることもあり、ノートの整理や、オンラインショップの注文をAmazon.com などに発注することもあるので、昼休みは、持参した弁当を食べながら自分のデスクでMACでニュースを見たり、オンラインショップの仕事をしたりしている。


ここ数十年、運と勘とネットサーフィン、人を使うことと単純作業だけの仕事をして、小銭が入ると酒ばかり飲んでいた私にとって、受験勉強以後全く使っていなかった脳細胞を30数年ぶりに使っている。。。

大変だけど、ものすごく刺激的で、ものすごく肩が凝る。。。。

2011年11月8日火曜日

目指せ、機能美!

パートなんだけど、私の肩書きは、技能補佐員というらしい。
執事の景山、家政婦の三田、技能補佐員の松尾と呼ばれるようになりたいと。。
密かに夢見ているのだが、先週は、乾燥血液からDNAの抽出方法を学び、今週は、PCRという方法で抽出したDNAの必要な部分だけを増殖させる方法を学んでいて、とにかく、研究者の足を引っ張らないようにと、ミスしないようについていくのがやっとこさ。。。
半年後には、技能補佐員の松尾になるぞ!

で、なんでこんなに毎日が楽しいかというと、装飾性を一切省いて、機能と使いやすさだけを優先してデザインされた実験機材が、みんな超魅力的なのだ。。。

ビーカー、フラスコ、メスシリンダーもいいけど、マイクロピペットや、振動させたり、回転させたりするマシンや、いろいろなロボットや、みんなみんなシンプルでとてもチャーミング。一切の無駄を省いて、合理的に目的を達成するためにデザインされた実験機材や機器を、アルコールをしみこませたワイパーで磨いているだけで、幸せな気分になってくる。。

やっぱり、機能美って、いいなあ。
もう、子供を生める歳ではないけど、子供がいたら機能美とかいてキノミちゃんなんて名前も、よかったかなあ。。。って、まあ、何でもいうのは勝手ですね!

51歳のおばさんの機能美ファッションって、どんなのがあるかしらん。。。機能美というより、思い込みだな、ここまでくると。

2011年11月3日木曜日

Monkey Business..

新しい職場のプロジェクト名は、 Monkey Malaria Project。パートタイムで働く私も、会議に出席して、各スタッフの仕事の進行状況や問題点を教えてもらえる。
スコットランド人ドクターからMonkey Monkey と聞くうちに、(モンキーではなくマンキーに聞こえる)Monkey Monkey Monkey Business とブラッド・ピットが叫んでいた映画、"12 Monkey"を思い出した!

というわけで、文化の日で休日の本日、洗濯、掃除、食料の買出しのあと、自宅でワインを飲みながら、"12 Monkey"を観ている。ティリー・ギリアム監督の 12 Monkey は、1995年の作品。私の大好きな映画のひとつで3回以上は観たつもりだったのに、細かい部分は忘れていた。本当によくできた映画だと思う。意味不明のわけがわからない映画なのだが、とにかくセンスがいいので、何度観てもあきない。AKB48の秋元康は、「意味のないものが面白い」と豪語しているが、意味がある、なしにかかわらず、センスがいいもの、カッコいいもの、スマートなものなら面白いと思う。でも、個人的には、秋元康のセンスは、私にはぜんぜんスマートではない。。。

人それぞれいろいろなテイストがあって、わからないものはわからなくていいと思うようになってきた私だけど、、AKB48 より、Monkey Business のほうが絶対面白いと思うぞ!って、絶対数は少ないだろうけど。。

2011年11月1日火曜日

”マネン”のない旅 Vol.12 : 初出勤

熱帯医学研究所マラリア研究室に初出勤。
徒歩、市電、徒歩で約1時間かかるので、8時にログハウスを出る。
30数年前高校に通った道をまた通勤で通うとは。。不思議な感じ。

熱帯医学研究所は、セキュリティが厳しいのだが、たまたま同じフロアに行く人とエレベータが同じになり、簡単に入れた。いろいろな書類と同時に私用の白衣と、1本3万円するというマイクロリットル単位で計れるピペットが3種類用意されていた!仮のパスワードをもらい、IDカードのための顔写真撮影。その後、早速、乾燥した血液サンプルをDNA鑑定する手順を教えてもらう。デジタル式の高級ピペットやDNA鑑定ロボットなど、まるでSF映画で使うような機材を、ド素人の私がゴム手袋をつけた手で操作するなんて。。面白くってしょうがない。時間は気にしなくていいから、丁寧に手順を覚えるようにと指示される。なんか、優雅な職場。
ランチは、生協で買ったお弁当を持って、他のフロアーの女子たちが集まって食事をしている部屋で食事会。炊飯器でお湯をわかしてそばをゆでる人、弁当持参の人、カップラーメンを食べる人、今、一部でブームのみかんの皮のむき方を紹介する本を読みながら、みかんの皮にマジックで線を引くひと。。。なんだか、ユニークな人たちの集まりで、本当に漫画や映画よりも面白い。
で、午後には、私用に最新のiMACデスクトップ27インチモニターが届く!

なんだか、不思議な旅が始まったみたい。パートなのに、こんなに待遇がよくていいのだろうか?本当に、新しく学校に行きながらお小遣いをいただけるようで、早くDNA鑑定をマスターしたいとわくわくしています。