2014年3月31日月曜日

もつれた糸と切れた糸

母が幼かったころ、短気になって癇癪を起こしそうになったとき、祖父に言われたそうだ。

「もつれた糸は、ほどけば解ける。切れた糸はどうにもならない。」

曖昧な事、はっきりしない事がたくさん。。

世の中、そんなに簡単じゃないし、面倒な事ばかりだけど、短気を起こさず、丁寧にひとつずつ解いていくしかないのだろう。

ぶち切れないで、丁寧に丁寧に片付けていこう。

2014年3月27日木曜日

50代から始めるNPO その6

毎日、なんとなくNPOのことを考えている。時間があるときには、NPO法人サイトでランダムにいろいろなNPO法人を見るのだが、1年間何も活動していなかったり、活動予算書や報告書が全て"0"というところも結構ある。

まずは、利益云々よりも実行することが大事だと思うようになった。

NPO法人検索サイト
https://www.npo-homepage.go.jp/portalsite.html

私が参考にしたい面白いと思ったNPOは下記の2つ。

NPO法人宇宙船地球号
http://www.ets-org.jp/

OXfam
http://www.oxfam.org/en

どちらも、活動内容が具体的でわかりやすい。コンセプトが明確で、地球規模で活動しているところがとても好感が持てる。あと、活動している人たちの顔が見えるのもいいし、ホームページのデザインもわかりやすい。ただ、OXfam Japanのサイトは、ごちゃごちゃしてるんだよね。日本の楽天のオンラインショップもそうだけど、日本語がHPデザインに向いていないのか、どうもすっきりしない。まずは、日本語と英語でHPを作る予定なのだけれど、これらのサイトや、板茂の活動内容や、kickstarter.comなどを見ていると、いろいろアイディアが浮かんできて、それらをいかにすっきり効果的にまとめるか。。もう少し時間がかかるけれど、だんだんビジョンがクリアーになってきた。

関係ないけど、昔 NYに”テレヴィジョン”というパンクバンドがあって、テレ+ビジョンで、離れた所にも視覚的イメージを送れるというのが、なんだかクールで好きだったのだけど、最近のテレビはつまらない番組だらけになってしまいましたね。で、なぜか『こんなところに日本人が』とか『海外日本人妻』とかいう番組がやたら多くて、海外情報ブームなのかなぁ。でも、情報だけでなく、アクションが必要。テレビジョンならぬテレアクション!めざせテレアクション!

桜の花を見ながら考えた御三家いろいろ>古くてごめん

御三家の元祖は徳川御三家、尾張、紀州、水戸藩のこと。
まず思いつくのは、橋幸夫、舟木一夫、西郷輝彦
で、新御三家が、郷ひろみ、西条秀樹、野口五郎

女性版だと
美空ひばり、江利チエミ、雪村いずみ
森昌子、桜田淳子、山口百恵

で、私的御三家は

矢野顕子、中島みゆき、荒井由美

私的新御三家はジャパニーズ・エキセントリック・ガールズ御三家

戸川純、椎名林檎、倉橋ヨエコ

。。。これも古いね。私的には大好きなのですが。

五部咲きの桜の下で御三家のこと考えてたのだけど、
5年前に廃業してしまった倉橋ヨエコさん。。。日本に戻ったらあなたのコンサートに行きたかったよううう

本日のBGM 桜道by倉橋ヨエコ
vhttps://www.youtube.com/watch?v=jSvpNnzmjZc


2014年3月20日木曜日

2014年3月19日水曜日

TEDの板茂のスピーチを観て思った事

NHK Eテレで、建築家板茂(ばん・しげる)のTED Japanでのスピーチを観た。

http://www.ted.com/talks/shigeru_ban_emergency_shelters_made_from_paper

板茂はNYのクーパーユニオン出身のユニークな建築家で、紙筒を使った建築で有名。今日の建築は一部の金持ちや金儲けのために作られている。さらに震災では、建築物の倒壊により、多くの人たちが命を落としている。建築家の役割は、一部の金持ちのためではなく、多くの人たちを助けることではないか。。というような内容のスピーチで、私が、NYで漠然と感じていたことを彼が簡潔に表現してくれて、ものすごく感動した。私の場合、建築というより、デザインやファッションに対して感じていたことで、多くのインテリア雑誌やファッション雑誌で紹介されているデザインのほとんどが、一般市民には手が届かないものばかりなのは、おかしいのではないかと思っていた。何十万円、何百万円もする家具、時計、バッグ。。世界中の1%にも満たない人しか手に入れられないものを、美しいモデルとグラフィックデザインでPRするメディア。また、毎年NYのクリスマスが来るたびに、子供たちのクリスマスプレゼントの格差が、彼らの将来を語るようで何ともいえない不愉快さを感じていた。

そんなことを考えているうちに、新しいNPOでは、発展途上国のライフスタイルに優れたデザインを施すことによって豊かな生活を育てるというコンセプトもありかなと思うようになった。

4月に東京で、デザイナー、建築家、学者、大学時代の友人などと会うので、彼らに相談し、NPO法人 Treasures of The Planet について、もっと深く考えることにした。

でもね、もし、私がNYで大成功してお金持ちになっていたら、毎日シャンペン飲んで、クールなインテリア家具やファッションを買い漁っていたと思うんだよね。それができなかった負け組だから、他の生き方を模索しているのだけれど、そのおかげで今まで知らなかった事、気づかなかった事をたくさん学んだし、何より、夫と二人で長崎の豊かな食生活を楽しみ、東南アジアやアフリカの人たちと知り合うことができたのは、幸せだと思う。

勝ち組、負け組という言葉はきらいなのだけど、大学を卒業して30年以上たった今、20代前半に一緒に飲み明かしていた人たちの明暗がはっきりと表れていて。。

だけど私は今までの自分を否定したくないし、まだまだいろいろな可能性を信じたい。信じるしかない。話題が板茂からかけ離れてきたけど。。そんなことを考えた!

2014年3月15日土曜日

ノイズフリーな生き方

長崎大学でパートをはじめて2年半。優秀な科学者たちの日常会話や行動をみながらわかったことがある。多忙な人ほど、中途半端に曖昧なものを残さない。

メールの返事はすぐに書く。相手からの返事が3日たってもない場合には、確認のメールを送る。依頼していたことがなかなか進まない場合には、なぜできないか確認して他の方法を考える。

とにかく、物事を溜め込まない。必要かそうでないか、瞬時に判断し、必要でないことは、スマートにスルーする。

情報の整理整頓も大切。ノイズフリーな生き方をマスターすれば、純粋に自分の好きなこと、大切なことに集中できます。ものすごく納得!


2014年3月11日火曜日

『たら。れば。』ではなく、『今』と『これから』 

震災・原発事故から3年。あの時、ああしていたら。あそこで、こうしていれば。と思う人もたくさんいるだろう。でも、起きてしまった事は、もう元には戻らない。

過去を『たら。れば。』と後悔するよりも、『今』と『これから』について考える時間を大切にするべきだ。震災を忘れてほしくない。町を見捨てないでほしい。と他人に期待するだけでなく、自分ひとりでも前に進むことを考えてほしい。。

人間はそんなに強くないかもしれない。でも自分で自分の弱さを認めたら、あきらめたらそこで終わりだと思う。

まだまだ、大変だけれど、どうか希望を捨てないでください。

2014年3月10日月曜日

長崎ー羽田格安航空券

3月末に熱研を退職し、5月からまた熱研に復職することになった。
4月1カ月まるまるお休み。ラオス行きはNPOがスタートするまで延期することにして、4月はひさしぶりに東京に行くことにした。
5年ぶりの東京。本当は電車の旅が好きなのだが、青春18きっぷは4月10日までしかなく、しかも、ほとんど列車の中で生活するので、会いたい人たちに会えない。新幹線って、高かったのね!いつも海外から来た人用の周遊券で回っていたので、知りませんでした。

で、格安航空券を探すといろいろありました!長崎ー羽田 途中経由アリのバーゲン便というのが、片道10900円というのを見つけたので、これはすごい!と夫婦2人分往復を予約。長崎ー東京 往復2人分43600円。やったね!と喜んでいたのですが、予約チケットを見ると片道9900円になっている。代理店でなく航空会社から直接買うと28日前なら片道9900円。60日前ならなんと7800円!キャンセル不可ですが。。次回からはこれだな。スカイマークという航空会社です。

で、今回は宿泊料金も節約。私の知人というか。。別れた元夫の知人は、お金持ちが多くて、港区白金や品川の高級高層マンションに住んでいて、ゲストルームに夫婦1泊3000円で泊めてもらえるのです。また、大学時代の先輩のマンションにも泊めていただけることになり、各場所2泊ずつ計6泊夫婦2人で宿泊代12000円。持つべきは、お金持ちのお友達。またはそのお友達。。。
お礼に長崎の新鮮な野菜を送るということで、快適な旅になりそうです。

で、交通費や宿泊代を節約した分、おいしい料理やお酒が飲めそうです。

格安航空券情報をゲットしたことで、東京がグーンと近くになりました!

2014年3月9日日曜日

50代から始めるNPO その5

NPO設立には、膨大な書類が必要で、しかもいろいろ調べると、結局お金儲けというよりボランティアに近い心がけで始めなければいけないことがわかってきた。

しかし、M教授やN助教授のアドバイスで、他のNPOが作った書類など入手し、経験者の話もいろいろ伺った。それに、熱研とのつながりで面白いネットワークが広がる可能性があり、面倒なことよりも魅力的なことがたくさんある気がしてきた!

NPOの名前は"特定非営利活動法人 Treasures of The Planet"に決定。日本語訳すると"地球の宝物"。ラオスだけでなく、その他の発展途上国でもプロジェクトを進められるような名前になった。

発展途上国の宝物を守り、育てるのが目的。で、NPO自体は、やはり最初は寄付金集めから始まるし、kickstarter.com のようなクラウドファウンディングにもどんどんチャレンジすることにした。でもって、お金儲けは、ラオスの銀貨のように現地のお宝をオークションにかけてゲーム感覚で稼ぐという私らしいギャンブル精神もひそかに含まれている。

いつになっても、お酒とギャンブルは止められません!(懲りないねぇ~~)

とりあえず、名前も決まったし、今月中に申請書類を完成させる予定です。(がんばれ~~自分。)

2014年3月5日水曜日

啓翁桜





ちょっとアップが遅れましたが、3月2日日曜日、七面山に啓翁桜を見に行きました。
先日の雨や風にも負けずに美しく咲いていました。
3匹のヤギの親子も楽しそう。

満開の桜の上は、杉山でスギ花粉の嵐。。。

世の中そんなにいいことばかりじゃあないよ。って誰かが言ってるような気がしました。

2014年3月1日土曜日

あるウガンダ人の悩み

ウガンダ人のLさんが久しぶりにウガンダに帰国する。長崎ーウガンダの往復には20万円以上かかり、半分は親に出してもらうらしい。ウガンダ人にとって20万円は大金だ。

久しぶりに母親の手料理が食べられるのは、彼にとって最高の楽しみだが、ひとつ大きな悩みがあるという。

日本で生活して3年以上たつLさん。ウガンダに帰ると必ず下痢になるというのだ!人間の身体の順応性はすごいけど、故郷に帰るたびに下痢するって、つらいよね。

去年、ラオスにもどったDさんの3歳になる息子も、日本の水洗トイレに慣れてしまい、ラオスのトイレが嫌いらしい。

日本の文明的進化も時として罪になるんだね。便利や清潔も、いいんだか、悪いんだか。。

海外の人たちの話を聞いて始めてわかる話です。日本人のみなさま、井の中の蛙になる前に、海外に出ようよ!

長崎玉屋閉店




2月28日。長崎玉屋が閉店した。東京、NYのデパートに比べると、スーパーマーケットを少し大きくした小さなデパートだったけど、新大工町商店街のシンボル的存在だった。

2階の生活雑貨・衣料品コーナーは、5割・7割引きでも売れ残りがあったけど、1階食料品コーナーはほぼ完売。消費者のチェックはしっかりしてるね。
長崎女子高校蛇踊りクラブの女子高校生たちの蛇踊りが2階フロアーを練り歩いていて。。なんとも不思議な閉店イベントだった。

44年間ありがとうございました。