2009年8月9日日曜日

日本での生活半年たって学んだこと: その4 携帯電話

ちょっと、話が長くなるのだが、結論をまず書くと、USAでは、携帯電話をかけたりメールを送った人に料金がかかるが、受け取った側は、一切料金がかからない。しかし、日本では受け取った側にも料金がかかる。そのことを知らなかった私は、KDDIと、数時間にわたって電話で戦うことになってしまった!

私は、携帯電話があまり好きではない。外で買い物をしている時とか、目の前にいる友達と話をしている時に、一方的に他の人から電話がかかってくると、どう切り替えればいいのかわからなくなってしまう。それに、海外とのコミュニケーションも多く、時差があるので、PCのemailが一番便利である。しかし、現実には携帯電話なしの生活は不便なので、緊急用と腕時計代わりに持ち歩いている。

2月に日本にきてまず最初に携帯電話を購入した。どのサービスがいいのかわからなかったので、とりあえず、au の1円電話機で一番安いサービスをたのんだ。いろいろ細かいことはわからないのだが、夫婦2人2台で最初1ヶ月4800円くらいかかった。数回の通話と c-mailで4800円は高いと思い、もっと安くならないかKDDIに問い合わせ、e-mail, webをほとんど使わないのであれば、使い放題で1000円というパケットサービスを解除すれば、もっと安くなると言われ、そのようにし、数ヶ月放っておいた。
ある日、銀行自動引き落としの明細を確認したらKDDIが 9500円、5800円と、今までよりも高くなっている。一番安い方法に切り替えたら、倍以上の料金が引き落とされていたのだ!
早速、問い合わせの電話をかけたら、ある時期から膨大な迷惑メールが届くようになり、本人の意思に関係なく、受け取ったメールは課金されるという。アメリカでは、電話料金はかけた人にかかり、受け取った人は、無料だった。一番安くしてほしいとお願いしたのに、高くなっているのはおかしいと言うと、サービスを切り替えた時点では、一番安い方法に切り替えた。迷惑メールが届くようになった時点でフィルターをかけたり、アドレスを変えなければいけなかったらしい。しかし、KDDIのカスタマーサポートに相談して一番安い方法にしたのに、結果的に高くなったのだから、カスタマーサポートにも問題があると何度も訴えた。そのたびにカスタマーサポートのお姉さんは、しばらくお待ちくださいと、上司(?)に相談に行き、その結果、払い戻しはできないと繰り返す。「もっと、決定権のあるあなたの上司にかわってください」と言って、担当者を変わってもらい、もう一度事情を話し、パケット通信料1000円を解除したときに、迷惑メールが増えてきたら、料金が高くなる可能性があることも、教えるべきではなかったのかと食い下がる。結局、担当者が、「検討するので、2-3日お時間をください。」と答えたので、その場は電話を切った。
そして、3日後の今日、同じ担当者から電話があり、パケットを解除したために料金が上がった分は、パケットを解除しなかった場合の料金で計算しなおし、差額は返金されることになった。そして、現在は迷惑メールもなくなったので、パケットを解除し、迷惑メールが増え始めたら、フィルターをかけたり、アドレスを代えるように本人が調整するということになった。

私は間違っているだろうか?クレーマー予備軍の資質があるのだろうか?
でも、何にもわからないお年寄りや、子供たちの携帯電話料金は、放っておくと膨大な料金になることがあるのではないだろうか?使う側がきちんとチェックし、おかしいと思うことは主張しないと、泣き寝入りになってしまう。。

それにしても、電話を受け取る側にも課金される日本の携帯電話のシステムは絶対おかしい。
民主党になったら改善されるのかなあ??自民党さんも考えてくれるかなあ。問題が山積みでそれどころじゃないのだろうか。。

0 件のコメント: