佐賀牛、阿蘇のあか牛のBBQプラス花火というイベントに招待された。
長崎郊外から長崎駅まで車で迎えにきていただいたのだが、車はベンツ、BGMはベートーベン。。と言えば、とても高級感漂い、BBQも期待できそうだが、車内のシートは、子供が食べたスナック菓子その他のほこりやゴミがあふれ、私が座った後部座席には、彼女のハイヒールが無造作に転がっていた。。
山間部にある彼女の自宅は、いろいろな野菜や果物が生い茂り、駐車場にはポルシェ、ジャガー、ベンツなどの外車が並んでいる。。というとかっこいいのだが、車は雨風にさらされ、埃だらけで、塗装も剥がれていそう。野菜も手入れがされていないので、育ちすぎたり、枯れ果てたり。。(って、うちの野菜も適当ですが)
BBOの前に流しそうめんをするというので、集まった長崎大学医学部生たちと彼女のご主人が、山に竹採りに行く間、BBQ用のテーブルやいすをぞうきんがけし、野菜を洗い、カットする。なんとか、流しそうめん始まるも、薬味がなく、茹でたソーメンを竹筒内に流して、市販の2倍希釈麺つゆを、希釈しないでそのまま水道水で洗って流れてきたそうめんを入れて食べる。。
自家製流しそうめん計画は雄大で面白いけど、市販の麺つゆと水道水は、私的に受け入れられず、BBQでやいたかぼちゃやシイタケだけをつまみ、ビールやワイン、日本酒で間をもたせる。
有名高校から長崎大学医学部に入学した優秀な学生たちや、最初商社に勤務したのだが、もう一度医学部に入りなおしたという東京からきたスマートな女性たちと飲みながら話す時間は楽しかった。しかし、近所の家族や子供たちも集まってくると、その中にダウン症の女の子がいて、それは仕方がないし、優しく対応するのだが、その少女のお兄さんが、最悪の性格で、挨拶なし、誰とも話さず、好みのサンマが焼けるまで不愉快そうにスナック菓子をつまみ、参加者30名に6匹しかないサンマを黙々と一人で食べ続けていた。。で、酒が回ってきた夫が、少年の父親に、「あの子はもっときちんと教育しないと大変なことになる」などと言い出し、父親もだんだん酒がまわってきて「おれもフリーランスで仕事が大変なんだ」と言い始めて。。。
TVドラマならいいけど、現実の問題を他人の私たちには何もできず、駐車場に並ぶ埃だらけの外車と、優秀な医学生たちと、絶対に食べたくないそうめんと、ダウン症の女の子と、自己中心すぎる男の子。。
これ以上ここに居ても、面白い話はできないようで、結局、高級牛のBBQも花火も見ないで、帰宅。でも、タクシー代1000円でJR喜々津駅まで行き、長崎駅からタクシーで自宅に戻った時には、すでに午後10時を過ぎていました。あのまま、BBQ、花火を楽しんで、後片付けまでしていたら、JRの終電には絶対間に合わなかっただろうと思うと。。最後まで残った医学生たちのことが少し心配だけど、まあ若者たちはなんとかするだろうと。。いろいろ想定外続きのBBQパーティーでした!
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