2013年6月12日水曜日

日本のアメリカ化  その1



月曜から金曜は、午前6時半から8時まで、お弁当を作り、朝食を食べながらNHKのニュースを見ている。先週は、「国民の1/2が癌にかかるといわれていますが」という話が2回も出てきた。新しい癌治療法、癌保険、癌体験者用かばん、なんだか、癌ビジネスの宣伝に思えてきた。確かに、癌にかかる人は多いけれど、癌の不安をあおったり、癌にかかったあとの対処法ばかりで、どうすれば癌にかからないかという話題が少なすぎる。

近所のお百姓さんからいただいた新鮮な野菜、自宅で栽培した野菜やハーブ、新大工市場の安くて新鮮な魚介類、精米したてのお米に国産の16穀米と黒ゴマをいれて炊いたご飯、自家製糠漬け、ヨーグルト、塩麹料理などを食べるようになって以来、コンビニで販売されている食べ物をまずいと思うようになった。時々コンビニに入っても買うのは、ペットボトルか牛乳だけ。最近は缶コーヒーがまずくてしょうがない。飲料水も、自宅の水道からフィルターを通したものを一度沸騰させて冷まし、畑から採ってきたミントを入れ、冷蔵庫で冷やした水を飲んでいるのだが、これがめちゃめちゃおいしい。ファーストフードや牛丼チェーン店などの肉類は信用できないし、レトルト食品や味の素、市販のドレッシングやマヨネーズもまずいと感じるようになった。また、中国製の食材は極力使わないようにしている。

手軽で便利なものを食べるようになって、癌患者が増えているのではないだろうか?癌にかかるのは1/2という確率の問題ではなく、日常の食生活や生活習慣が原因だと思うのだが、ファストフードやレトルトフード、缶コーヒーなどがスポンサーのメディアでは、コンビニやレトルト食品はよくありませんとか言えないし、それより、保険や医薬品の宣伝をしたほうが利益につながる。人々も日々忙しく働いて、コンビニやファーストフード、レストランで食事して、保険に入り、入院し、医療費を支払うほうが、日本の経済が発展するというシステムなのだろうか。

なんだか、日本のアメリカ化が進んでいるようで、悲しくなってきた。

0 件のコメント: