2013年6月30日日曜日

Wine note R-5: フォド・モントーニ ネロ・ダヴォラ、セレッツォーネ・ヴルカラ



イタリアワイン3本セットを購入。その中でシチリアのネロ・ダヴォラという赤がとても美味しかったので、同じワイナリーのワインシリーズをまとめて購入した。

今まで赤ワインはフルボディとばかり思っていたのだが、ミディアム・ボディで、じっくりと葡萄の奥深さを味わえるワインははじめて。

シチリアのフォド・モントーニ というオーガニックのワイナリーで、バチカン宮殿御用達のワイナリーらしい。

オーガニックワインは、なんだか薄くて美味しくないと思っていたのだが、それも間違いだったようだ。ネロ・タヴォラというシチリアで昔から受け継がれてきた葡萄を使っているらしい。

丁度、長崎の百貨店でイタリア展が開催されていたので、生ハム、ドライトマト、オリーブオイルなどを購入し、ポテトとマッシュルームのスープ、チーズ、生ハムサラダなどと一緒に味わいました!

イタリアといえば、ミラノ、ローマ、フィレンツェくらいしか思い浮かばず、 シチリア=マフィアの街というイメージで勝手にゴッド・ファーザーのテーマ曲が流れていたけれど、地図で調べるとアフリカに近い島で、食べ物も美味しそう。。。

なんだか、イタリアの歴史の深さも伝わってくるような。。上品で味わい深いワインでした。。

2013年6月23日日曜日

日本のアメリカ化 その3




日本のアメリカ化というタイトルは、おかしいと思うのだが、23年間生活したNYから4年前に帰国し、長崎市内で生活していると、ついつい長崎とNYを比較してしまう。
27年前、東京からNYに行った時にも、東京とNYを比較して、コカコーラを飲みながら寿司を食べるアメリカ人とか、高級マンションに住んでいるのに、ピザか中華のデリバリーばかり食べているアメリカ人に驚いたりしていたのだが、今の長崎の若い人たちも同じように見えて、いつの間にか日本はすっかりアメリカ化していたんだと思うようになった。

でも、もっとアメリカ化してほしいと思うところもある。それは、中高年のひとたちの独身率。。別に独身でもかまわないけど、中高年者が集まるのはパチンコかカラオケだけというのは、寂しいし、パチンコもカラオケも行かない人たちは、職場の飲み会か、同窓会くらいしか異性と会う機会がないというのは、寂しい気がする。ホームパーティーでも、バーのカウンターでもいろんなところで新しい人たちとの出会いの機会をもっと積極的に作って、40代、50代、60代それ以上の人たちもどんどん新しいカップルが生まれやすい環境になってほしいと思う。特に高学歴で独身の人たちを多く見かけ、もったいないなあ。。と思うのは、わたしだけだろうか。一人も気楽だけど、やっぱりパートナーがいる人生のほうが、喜怒哀楽を発散できて、人間らしい気がする。

2013年6月22日土曜日

期待はずれの嵐

金曜日、九州に大雨と台風がむかっている。午後4時ごろには上陸?
我が家は曲がりくねった坂の上で、嵐の中をタクシーで帰るのも、歩いて帰るのも大変そう。

実験のくぎりが午前中でつき、続きは来週の月曜日からのほうが区切りがいいという理由をつけ、お弁当だけ食べて早退した!

冷蔵庫の食料もたっぷりあるし、ワインも焼酎もヴォッカもある。雨戸を閉め切って、嵐の過ぎ去るのを待とうと思っていたら、台風は熱帯低気圧にかわり、しかも、夫は翻訳の仕事が忙しくてゆっくりお酒を飲む時間などなく、せっかく早退してきたのに、なんだか期待はずれの台風だった。

大水害や土砂崩れは困るけど、暴風雨の中、猫がおびえて部屋中を駆け巡る中で、雨戸を閉めて蝋燭の炎の中でおにぎりを食べながら焼酎を飲むという状況を楽しみにしていたのに、ちょっと期待はずれの嵐でした。

世界のあちこちで大雨や水害が起きているなか、ちょっと不謹慎だったかなあ。


2013年6月18日火曜日

東京大学に新しいデザイン・エン ジニアリングの研究拠点誕生!

30数年前、同じ職場で働いていた知人から、東京大学教授就任のあいさつメールが届いた。
東京大学の機械工学出身でデザイナーになった山中俊治さん。

東京大学にデザイン研究が欠けているというので、彼が東京大学生産技術研究所の教授になって、新しいデザイン・エンジニアリングの研究拠点をつくるらしい。生産技術研究所には、世に出て行く前の夢のような先端技術が「形」を与えられることを待っているという。

優秀な人材が、金融やゲーム会社に集まるのではなく、もっと日本のモノづくりに 集まってほしいなあ。

山中さんは、56歳くらいかなあ。あと10年、20年かかるかもしれないけど、くれぐれも健康に注意して、もっと日本が元気になるような、わくわくするプロダクトを創り出してほしいと思います。


2013年6月13日木曜日

日本のアメリカ化 その2



ミャンマーに、コカコーラが進出するらしい。1970年代初め、日本で流れるコカコーラのCMがとてもスマートで恰好よかったことを思い出す。当時、ミニチュアコークのキーホルダーが欲しくてしょうがなかった記憶がある。今思えば、コカコーラとマクドナルドが日本に進出してから、日本人の肥満が増えてきたのではないだろうか。

最近、ぽっちゃり系の人たちをよくテレビでみかけるようになってきた。ぽっちゃり系用のファッション誌もできたらしい。子宮筋腫で一時顔や足が浮腫んで以来、病気で身体が浮腫んで太って見える人が多く存在することを知ったけれど、やはり運動不足や食生活の乱れから太っている人も多いはずで、肥満を正当化するようなメディアの動きも、なんだかアメリカっぽさを感じてしまう。私も若いころはずいぶんメディアに踊らされていたもんだけどね。

アメリカが全部悪いと言う訳ではないけれど、本当に大切なことは、スポンサー優先のメディアでは紹介されないんだなあと、感じるようになってきた。これから、ミャンマーも肥満や成人病が増えるんだろうなあ。保険会社も進出するんだろうなあ。どこまでが、いいのか、悪いのかわからなくなってきた。

2013年6月12日水曜日

枇杷が豊作


今年は、枇杷が豊作で、長崎市内のあちこちでたくさん実っている。我が家でも、100個以上収穫があった。

しかし、多くの庭で実っている枇杷は、だれにも採られることなく枯れていく。高齢者が住んでいて、枇杷の手入れまでできないのだ。

野鳥や虫たちには、おいしい話だけど、なんだか寂しい。。

日本のアメリカ化  その1



月曜から金曜は、午前6時半から8時まで、お弁当を作り、朝食を食べながらNHKのニュースを見ている。先週は、「国民の1/2が癌にかかるといわれていますが」という話が2回も出てきた。新しい癌治療法、癌保険、癌体験者用かばん、なんだか、癌ビジネスの宣伝に思えてきた。確かに、癌にかかる人は多いけれど、癌の不安をあおったり、癌にかかったあとの対処法ばかりで、どうすれば癌にかからないかという話題が少なすぎる。

近所のお百姓さんからいただいた新鮮な野菜、自宅で栽培した野菜やハーブ、新大工市場の安くて新鮮な魚介類、精米したてのお米に国産の16穀米と黒ゴマをいれて炊いたご飯、自家製糠漬け、ヨーグルト、塩麹料理などを食べるようになって以来、コンビニで販売されている食べ物をまずいと思うようになった。時々コンビニに入っても買うのは、ペットボトルか牛乳だけ。最近は缶コーヒーがまずくてしょうがない。飲料水も、自宅の水道からフィルターを通したものを一度沸騰させて冷まし、畑から採ってきたミントを入れ、冷蔵庫で冷やした水を飲んでいるのだが、これがめちゃめちゃおいしい。ファーストフードや牛丼チェーン店などの肉類は信用できないし、レトルト食品や味の素、市販のドレッシングやマヨネーズもまずいと感じるようになった。また、中国製の食材は極力使わないようにしている。

手軽で便利なものを食べるようになって、癌患者が増えているのではないだろうか?癌にかかるのは1/2という確率の問題ではなく、日常の食生活や生活習慣が原因だと思うのだが、ファストフードやレトルトフード、缶コーヒーなどがスポンサーのメディアでは、コンビニやレトルト食品はよくありませんとか言えないし、それより、保険や医薬品の宣伝をしたほうが利益につながる。人々も日々忙しく働いて、コンビニやファーストフード、レストランで食事して、保険に入り、入院し、医療費を支払うほうが、日本の経済が発展するというシステムなのだろうか。

なんだか、日本のアメリカ化が進んでいるようで、悲しくなってきた。

2013年6月2日日曜日

ある日のマリ共和国人と日本人(私)の会話


我が家に2回遊びにきたマリ人のBさん。実家の鶏やヤギの盗難を防ぐため、ソーラー充電式の外灯をUSAからマリ共和国に輸入できないか夫と相談中で、また我が家に遊びに来たいのだが、最近忙しくて来れないらしい。

マリ人:「もうすぐ試験なんだよ。勉強がものすごく大変なんだ。覚えることがたくさんあって、遊びに行く時間がないよ。」
日本人(私):「大変ね。寝る時間とかあるの?」
マリ人:「それが問題なんだよ。」
日本人(私):「?」
マリ人:「勉強を始めるとすぐに眠くなって寝てしまうんだ。毎日、寝てばっかりで何もできないんだよ!!」

私とBさんが、とても相性がいいのがよくわかりました!!

で、このBさん、マリ共和国では、小児科のドクターなんだよね。ある意味、すごい。