2010年11月8日月曜日

日米間で違うことたくさん。。。。その1


日本に帰国して1年半以上たつのだが、まだまだ日米間のシステムや考え方の違いに戸惑うことが多い。日本でも新しくオンラインショップを立ち上げることになり、国内や海外からいろいろな商品を入手しているのだが、USAでは簡単に輸入できたものが、日本ではそうもいかないらしい。
今回のトラブルの原因は、写真のポリウレタン製の底蓋。陶器製の塩・胡椒入れの底に取り付けて、塩や胡椒がもれないようにするパーツなのだが、これが直接食品に触れるというので、問題になった。
陶器はタイ製で、このパーツは日本のメーカーのものなのだが、海外からの輸入となると厳しいらしい。
オンラインショップをこれから開くので、まだどれくらい売れるか未定だし、まずは品数を多くしたいので、とりあえず20こだけ取り寄せたのだが、テストには50個必要で、追加で同じものを送ってきても、同時に送られてきていないので、同じものとは認められないらしい。つまり、20個ではテスト不可で、送り主に返却するか、廃棄処分しかないという結果になった。
全く同じ商品がすでに日本でも販売されていて、東京の原宿にも並んでいるというのに、輸入する会社がそれぞれにテストしなければいけないらしい。「すでに、同じテストをしているのだから、発送主が、以前テストしたものと同じ商品だと証明できればいいではないか!!」と食い下がったが、トラブルが発生したときの責任は誰が持つかという視点から、輸入する側がテストしてその書類を持っていなければいけないらしい。しかも、同じテストを毎年しなければいけないという!!!
これって、いろいろこじつけて、検閲担当局のテストの仕事を安定供給しているのではないかと思ってしまう。今後、口に触れる商品を輸入するときには、事前に先手を打って、事細かに調査しなければいけないようだ。。。
なんか、ムカツク、非常にムカツク。。グツグツとムカツク。。。だけど、私にはどうすることもできない現実のようだ。。日本って、こんなに面倒だったの?

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