2010年10月6日水曜日

切り取られた瞬間の美


私は、大学時代、画像設計学科というのを専攻し、写真とか印刷とか学んだのだが、当時何がいい写真なのかさっぱりわからなかった。
でも、このブログを続けるようになり、iPhone で日々行き当たりばったりの写真を撮り、たまった写真の中から面白い写真を選んで、トリミングしていると、時々「おっ!」と思う写真に出会うことがある。
ひさしぶりに、このブログのフロント写真を編集していたら、なかなか面白い写真に出会った。
今年の夏は猛暑で、蚊も蜂も少なかったけど、最近涼しくなってきたら、毛虫が大発生。夫は、害虫とバッサバッサと葉から落として踏み殺すけど、さすがに私はそこまでできず、とりあえず記録にしておこうと、iphoneをいろいろな葉っぱの下に置いて写真を撮ったのだが、その中に、とても美しい写真があった。
毛虫の黒とオレンジ色と、葉っぱの緑とオレンジ色、そして空の青さ、偶然の被写界震度から生まれた空気感。。。これは、まぐれの一枚だけど、時々、写真ってすごいと思う瞬間に出会うことがある。
写真は、現実の瞬間を切り取ると言ったのは、スーザン・ソンタグだったっけ?

ううううん、あいかわらず、曖昧な記憶で申し訳ないけど、切り取られた瞬間の美って、いいなあ。

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