2010年10月10日日曜日

うっ!やばっ!これって老化?。。と思う瞬間。。その2

秋の夜長に読書など。
ひさしぶりに本屋に行き、700円も払って、山田悠介の「特別法第001条DUST」を買ってみた。テーマは面白そうだったし、テンポもよくって、一気に読み上げたのだが、余韻が全く残らない。村上龍の小説と同じノリで、発想とかストーリー展開とかは面白いのだけど、勢いで書いていって自爆してしまうような、なんか700円払って損したかんじ。
やっぱ、図書館だな。と、長崎市立図書館に行くのだが、何が読みたいのかわからない。
高校とか大学時代、あるいは会社で働いていた頃は、どこかに音楽とか読書とかに詳しい人がいて、なんとなく面白そうな本や音楽情報が入ってきたのだけど、最近はネット情報か、自分で探すしかない。ネット情報というのも、なんとなく情報操作されているようで、特に、今売れているハウツー物など、みんなと同じことして、同じように競争するというのが苦手な私は、どうも素直にネット情報に従えない。
真保裕一の小説を読もうかと思ったら、なんか、ほとんど読んだ本ばかりで、図書館には新刊はでていない。迷いに迷って、森博嗣の「スカイ・イクリプス」を借りてみた。
で、夕食も終わり、見たいTVもないので、白ワインを枕元に置いて、お楽しみの「寝酒読書タイム」
最初のページをめくり、読み始めて気が付いた。
「これって、前読んだ本じゃん!」

迷いに迷ってやっと借りた本が、以前読んだ本だったことに、自宅に戻って読書ムードを演出した後に気づくって、これって、老化の始まりかなあ?

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