2010年10月27日水曜日
カラスとの戦い
秋になり、いろいろな植物が色づき始めてきた。
近所の柿の木には、たくさんの実が実っているが、赤く熟すとすぐにカラスがつつくので、ビニール製のカラスのデコイが吊るしてある。でも、しばらくするとデコイにも慣れたカラスがやってくるらしい。
というので、カラスに取られるより人間のほうがましと、「好きなときに好きなだけ柿を採っていいよ!!」との許可をいただきました!!なんてったって、晩酌のあとの柿は最高です!
人様の畑はともかく、我が家も今年はトマトがたくさん実りました。今年は、紫外線が強すぎて日当たりがよすぎる所のトマトはあまり実らずちょっと日陰のほうが実りました。でも、これが、おいしそうな真っ赤なトマトになると、カラスに盗られるので、オレンジ色のときに採って、室内で赤くして食べます。でも、なるべく赤くなってから採りたいし。。。このタイミングが難しい。
朝5時頃、カラスの「カー」という鳴き声を聞くたびに『トマトはだいじょうぶか。。』と心配になる毎日です。
ところで、NYには、カラスは一羽もいませんでした。雀や鳩はたくさんいるのに、カラスは全くいません。ずいぶん前に、NY中のカラスを大虐殺し、それっきり1羽もいなくなったそうです。カラスの被害はいやだけど、賢いカラスたちと知恵比べしながら共存するほうが、カラスが1羽もいない街よりもいいな。。と思いました。。
2010年10月19日火曜日
今の私にできること。。
秋になり、爽やかで過ごし易い季節になってきた。と同時に、向かいのカナちゃんの家に不良少年、少女たちが集まり始めた。ダボダボのパンツを履いて、紫色のトレーナーを羽織った若者たちが、自動販売機の前にしゃがみこんでタバコを吸ったり、ケタタマシイ音をたてながらバイクで走り回っている。
夫は彼らに正面から「何歳なんだ?学校は?タバコなんか吸うな!!」と言っている。私は、その隣で「このあたりは、学校でも警戒してるよ。知ってるの?」と聞くと、眉毛を細くした、三池崇史の映画に出てくるような若者が、か細い声で「知ってます。」と答える。
ログハウスから15分ほど歩いた新大工市場で買い物をしながら、夫は携帯電話で市役所に、「最近、不良少年、少女たちがたむろしているので、警戒してほしい。」と電話する。
買い物を終えて、ログハウスに帰る途中、小学校帰りのカナちゃん、ハナちゃんと一緒になる。
「暑い、暑い、アーー疲れた」と、小学1年生のカナちゃんが、私の買い物バッグにぶらさがってくる。
カナちゃん、ハナちゃんの住む家に3人のお姉ちゃん、お兄ちゃんがいて、不良少年、少女のたまり場になっている。両親は離婚し、お母さんと5人兄弟で住んでいる。
カナちゃんが私に話しかける。「ドラえもんにお菓子の家がでてきたよ。」
「ん?お菓子の家は、ドラえもんより前からあったよ。ヘンデルとグレーテルだったっけ?ねえ、お姉ちゃんのハナちゃん、知らない?」と聞くとハナちゃんは「知らない。。」と答える。
「カナちゃんち、白い犬がいたよね。最近見かけないけどどうしたの?」とカナちゃんに聞くと
「あのね。あのね。。。。知ってるけど言わない。。。」と答える。近所の畑を荒らして問題になっていたあの白い子犬はどこに行ったのだろう。。
夫が黙って前を歩き、後ろに続く私の買い物バッグにつかまりながらカナちゃんがいう。
「こうやって歩いていると、おばちゃんがお母さんでおじさんがお父さんみたい。」
ログハウスの近くにパトカーが止まっていて、警官や市役所の人たちが集まっている。
夫が、「先ほど、電話した者です。」と言うと、「最近、苦情の電話がよくかかってくるので、今後パトロールを強化します。」と、彼らが答える。
『カナちゃん、私たちは、5ヶ月前に死にそうだった捨て猫を拾ってきて、今は一緒に生活しているけれど、カナちゃんとは、一緒には生活できないんだよ。』と、心の中で囁きながら、カナちゃんたちと別れた。
夫は彼らに正面から「何歳なんだ?学校は?タバコなんか吸うな!!」と言っている。私は、その隣で「このあたりは、学校でも警戒してるよ。知ってるの?」と聞くと、眉毛を細くした、三池崇史の映画に出てくるような若者が、か細い声で「知ってます。」と答える。
ログハウスから15分ほど歩いた新大工市場で買い物をしながら、夫は携帯電話で市役所に、「最近、不良少年、少女たちがたむろしているので、警戒してほしい。」と電話する。
買い物を終えて、ログハウスに帰る途中、小学校帰りのカナちゃん、ハナちゃんと一緒になる。
「暑い、暑い、アーー疲れた」と、小学1年生のカナちゃんが、私の買い物バッグにぶらさがってくる。
カナちゃん、ハナちゃんの住む家に3人のお姉ちゃん、お兄ちゃんがいて、不良少年、少女のたまり場になっている。両親は離婚し、お母さんと5人兄弟で住んでいる。
カナちゃんが私に話しかける。「ドラえもんにお菓子の家がでてきたよ。」
「ん?お菓子の家は、ドラえもんより前からあったよ。ヘンデルとグレーテルだったっけ?ねえ、お姉ちゃんのハナちゃん、知らない?」と聞くとハナちゃんは「知らない。。」と答える。
「カナちゃんち、白い犬がいたよね。最近見かけないけどどうしたの?」とカナちゃんに聞くと
「あのね。あのね。。。。知ってるけど言わない。。。」と答える。近所の畑を荒らして問題になっていたあの白い子犬はどこに行ったのだろう。。
夫が黙って前を歩き、後ろに続く私の買い物バッグにつかまりながらカナちゃんがいう。
「こうやって歩いていると、おばちゃんがお母さんでおじさんがお父さんみたい。」
ログハウスの近くにパトカーが止まっていて、警官や市役所の人たちが集まっている。
夫が、「先ほど、電話した者です。」と言うと、「最近、苦情の電話がよくかかってくるので、今後パトロールを強化します。」と、彼らが答える。
『カナちゃん、私たちは、5ヶ月前に死にそうだった捨て猫を拾ってきて、今は一緒に生活しているけれど、カナちゃんとは、一緒には生活できないんだよ。』と、心の中で囁きながら、カナちゃんたちと別れた。
2010年10月18日月曜日
我が家のエンゲル係数
今年夏購入したクーラーのエコポイントでベスト電器21000円分商品券が届いた!
で、ベスト電器で精米機を買おうと思ったら、3万円以上する。ネットで調べたら同じ商品が送料込み11900円!エコポイントは、ほかの家電に使うことにして、ネットで精米機を購入。ついでに、ネットで新米コシヒカリ、ミルキーウェイの玄米を5kgずつ注文する。どちらも送料無料。
精米機で、白米や胚芽米をつくり、羽釜で炊いたご飯のおいしいこと。卵かけご飯なんか、最高。先日作った紫蘇の実とじゃこの佃煮を入れていただきました。
毎回、2-3合のごはんを炊いて、晩御飯と翌日のあさがゆにしている。同時にできる糠は軽く炒って糠床に入れる。毎日食べる糠漬けで減っていく糠床も、いい感じで毎回補給できる。
さらに、夫が国産大豆をネットで購入し、豆腐を作り、オカラは、猫の餌に使う。それでも余ったオカラは、ヒジキや根菜と煮込んで我が家の常備食のひとつに追加。畑の野菜も育ってきたので、新鮮な魚を市場で買ってくるだけで、毎日安くておいしい食事が楽しめる。
なんて、エコな暮らしなんでしょう!
我が家のエンゲル係数を高くしているのは、酒代だけです。
2010年10月10日日曜日
うっ!やばっ!これって老化?。。と思う瞬間。。その2
秋の夜長に読書など。
ひさしぶりに本屋に行き、700円も払って、山田悠介の「特別法第001条DUST」を買ってみた。テーマは面白そうだったし、テンポもよくって、一気に読み上げたのだが、余韻が全く残らない。村上龍の小説と同じノリで、発想とかストーリー展開とかは面白いのだけど、勢いで書いていって自爆してしまうような、なんか700円払って損したかんじ。
やっぱ、図書館だな。と、長崎市立図書館に行くのだが、何が読みたいのかわからない。
高校とか大学時代、あるいは会社で働いていた頃は、どこかに音楽とか読書とかに詳しい人がいて、なんとなく面白そうな本や音楽情報が入ってきたのだけど、最近はネット情報か、自分で探すしかない。ネット情報というのも、なんとなく情報操作されているようで、特に、今売れているハウツー物など、みんなと同じことして、同じように競争するというのが苦手な私は、どうも素直にネット情報に従えない。
真保裕一の小説を読もうかと思ったら、なんか、ほとんど読んだ本ばかりで、図書館には新刊はでていない。迷いに迷って、森博嗣の「スカイ・イクリプス」を借りてみた。
で、夕食も終わり、見たいTVもないので、白ワインを枕元に置いて、お楽しみの「寝酒読書タイム」
最初のページをめくり、読み始めて気が付いた。
「これって、前読んだ本じゃん!」
迷いに迷ってやっと借りた本が、以前読んだ本だったことに、自宅に戻って読書ムードを演出した後に気づくって、これって、老化の始まりかなあ?
ひさしぶりに本屋に行き、700円も払って、山田悠介の「特別法第001条DUST」を買ってみた。テーマは面白そうだったし、テンポもよくって、一気に読み上げたのだが、余韻が全く残らない。村上龍の小説と同じノリで、発想とかストーリー展開とかは面白いのだけど、勢いで書いていって自爆してしまうような、なんか700円払って損したかんじ。
やっぱ、図書館だな。と、長崎市立図書館に行くのだが、何が読みたいのかわからない。
高校とか大学時代、あるいは会社で働いていた頃は、どこかに音楽とか読書とかに詳しい人がいて、なんとなく面白そうな本や音楽情報が入ってきたのだけど、最近はネット情報か、自分で探すしかない。ネット情報というのも、なんとなく情報操作されているようで、特に、今売れているハウツー物など、みんなと同じことして、同じように競争するというのが苦手な私は、どうも素直にネット情報に従えない。
真保裕一の小説を読もうかと思ったら、なんか、ほとんど読んだ本ばかりで、図書館には新刊はでていない。迷いに迷って、森博嗣の「スカイ・イクリプス」を借りてみた。
で、夕食も終わり、見たいTVもないので、白ワインを枕元に置いて、お楽しみの「寝酒読書タイム」
最初のページをめくり、読み始めて気が付いた。
「これって、前読んだ本じゃん!」
迷いに迷ってやっと借りた本が、以前読んだ本だったことに、自宅に戻って読書ムードを演出した後に気づくって、これって、老化の始まりかなあ?
うっ!やばっ!これって老化?。。と思う瞬間。。その1
50才って、もう若くないのかもしれないけど、子供はいないし、毎日美味しいもの食べて飲んで、自宅でネットで仕事していると、自分の年齢が、人生の中のどのあたりなのか、あまりピンとこない。
でも、時々、「うっ!やばっ!これって、老化?」と思う瞬間がある。
昨日、外出しようとしたら結構日差しが強いので、バッグの中から日焼け止めクリームを出して、顔、首、腕にばっちり塗った。で、ちょっと乾燥しているので、同じくバッグの中からハンドクリームを取り出して、ひじ、かかと、手のひらに塗ろうとしたら、あれれ??日焼け止めクリームしか入っていない!
「うっ!やばっ!」最初に日焼け止めクリームとハンドクリームを間違ってバッグから取り出し、顔、首、腕にばっちりハンドクリームを塗っていたのであった。あわてて、洗顔石鹸で、顔、首、腕のクリームを洗い落とす。
ブログに記録しておこうと、写真を撮ったら、ハンドクリームと日焼け止めクリームのパッケージが全く異なることがわかり、呆然としてしまった。。。。
2010年10月9日土曜日
紫蘇の実がいっぱい!
2010年10月6日水曜日
切り取られた瞬間の美
私は、大学時代、画像設計学科というのを専攻し、写真とか印刷とか学んだのだが、当時何がいい写真なのかさっぱりわからなかった。
でも、このブログを続けるようになり、iPhone で日々行き当たりばったりの写真を撮り、たまった写真の中から面白い写真を選んで、トリミングしていると、時々「おっ!」と思う写真に出会うことがある。
ひさしぶりに、このブログのフロント写真を編集していたら、なかなか面白い写真に出会った。
今年の夏は猛暑で、蚊も蜂も少なかったけど、最近涼しくなってきたら、毛虫が大発生。夫は、害虫とバッサバッサと葉から落として踏み殺すけど、さすがに私はそこまでできず、とりあえず記録にしておこうと、iphoneをいろいろな葉っぱの下に置いて写真を撮ったのだが、その中に、とても美しい写真があった。
毛虫の黒とオレンジ色と、葉っぱの緑とオレンジ色、そして空の青さ、偶然の被写界震度から生まれた空気感。。。これは、まぐれの一枚だけど、時々、写真ってすごいと思う瞬間に出会うことがある。
写真は、現実の瞬間を切り取ると言ったのは、スーザン・ソンタグだったっけ?
ううううん、あいかわらず、曖昧な記憶で申し訳ないけど、切り取られた瞬間の美って、いいなあ。
気になる家
ノビルで一杯!
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