2009年5月3日日曜日

中身は水ですよ!


日本のパッケージデザインはすごいと思う。20数年前まで、グラフィックデザイナーになりたかった私にとって、NYで出会ったデザイナーたちから、子供の頃おみやげにもらった日本製のおかしやおもちゃのパッケージデザインに感激していたというような話を聞くと、自分のことのように嬉しかった。
でも、久しぶりに日本でゆっくり生活していると、パッケージデザインは洗練されているけれど、中身が少なかったり、デザインからのイメージほど美味しくなかったり、サプリとか化粧品とかは、本当に効果があるのかな。。とか思ってしまう。パッケージデザインやコピーばかりが先行していて、だまされているような気がして、デザインだけでは買わないようになった。。。
とは言うものの、サントリーの「無頼派」というウイスキーのミニボトルは、パッケージデザインとネーミングに惹かれて、つい買ってしまった。中身はあっけなく飲み切ってしまい、味もよく覚えていないが、水筒がわりにいつもこのボトルを持ち歩いている。ただひとつ、問題なのは、図書館や公園でこのボトルに入っている水を美味しそうに飲んでいると、周りの人たちにアル中のように見られてしまうこと。。まあ、たしかにそれも当たってはいるのだが、「中身は水ですよ!」と言いながら飲みたくなってしまう。

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