2015年1月11日日曜日

ドルチェ ビータ

私が唯一わかるイタリア語「ドルチェ ビータ」。「甘い生活」。1960年、私が生まれた年に発表されたフェリーニの映画。今日、甘い生活の主演女優、アニタ・エクバーグが亡くなった。

フェリーニが死んだ5ヵ月後、妻のジュリエッタも癌で亡くなった。当時の映画監督は私生活までドラマティックに見えるのは、私の思い過ごしだろうか。。。

で、なぜ「甘い生活」のことを書いているかというと、昔NYで知り合ったイスラエル人アーチストがALSで亡くなる前に会いに行ったときに、「今から戻れるとしたらいつに戻りたい?」と私が質問したら「ドルチェ ビータ」といいながら、古ぼけた週刊誌を私に見せた。Newyorkerだったか、New York Magazineだったか忘れたが有名なNYの雑誌に彼とSOHOの有名ギャラリーのオーナー女性がセントラルパークでキスしている写真が掲載されていた。。

とあるニュースから、少しずついろいろなことにリンクして、私の脳みその片隅に眠っていた小さな記憶が紐とかれていく。。。

ふうう。もっと新しい事を吸収したいのに、昔話を思い出すことが私の「ドルチェ ビータ」になりつつある。

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