2012年2月5日日曜日

3ヶ月

熱帯医学研究所で技能補佐員のパートを始めて3ヶ月。やっと、正確にPCRの結果を出せるようになってきた。
トレンドやビジネスに関係なく、ただただ実験を繰り返した3ヶ月間。他の人にできることがなぜ私にできないのだろう。性格的に向いていないのか、50歳過ぎてチャレンジするには難易度が高すぎるのか。。などなど不安になりながら、どんなに寒くても毎朝6時に起床して、8時45分までに研究室に入り、試薬などを解凍し、午前9時から午後4時まで、途中お弁当を食べるだけで、後は黙々と Outer PCR、Inner PCR を繰り返し、なぜ期待通りの結果がでないのか、ひとつひとつチェックして。。。こんなに一つのことに熱中したのは何年ぶりだろう。
ベトナムで摂取したマラリアに感染した可能性がある乾燥血液から取り出したDNAの必要な部分を増幅させ、7種類のマラリアのどの種類に感染しているか調べるには、明らかに感染しているサンプルと感染していないサンプルがいつも正確に反応しなければならず、ロボットのような正確さで、全ての手順を行わなければならない。。。それが、きれいに反応がでるようになった!
これで、やっと次のステップに進める。

この3ヶ月、私の頭の中に流れ続けていたBGM、倉橋ヨエコの“ロボット”からもやっと解放されるかなあ。。。

http://www.youtube.com/watch?v=jMG36FTLIV8

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