2011年7月15日金曜日
えびすリアリズム
7月15日から、長崎歴史文化博物館で、蛭子能収の展覧会が始まったので、観にいった。館内は写真撮影禁止だったので、画像は紹介できないけど、彼の高校時代美術部当時の作品が、緻密なイラストと文章で非常に面白かった。元祖ヘタウマと言われているようだが、実は繊細な人で絵もかなりうまいと思った。
大型作品が多く、NYのチェルシーで個展を開いても成功しそうなクオリティーだった。ただ、彼の映画撮影風景のビデオを流していたスクリーンが、サイズがなかったのか、セロテープでつないであって、セロテープ部分が反射し、映像がチープに見えてしまっていた。
折角、ハイクオリティのいい作品を展示しているのだから、細かい部分にも気配りしてほしかった。。。
蛭子さんの問題ではなく、長崎歴史文化博物館の担当者の問題ですが。。。
気が付かない人に何言っても無駄かもしれないけど、もったいないと思いました。。
そして、世の中、こんなことがたくさん溢れているんですね。
エンターテイメントやアートに関するデリカシーや完成度の高さは、いい物をたくさん見ないとわからないんだなあ。。。と実感するこの頃です。。
そして、それは、料理やファッション、インテリアにも通じることだけど、日本に帰国して2年半、日本にはチープな物が多すぎると思うようになりました。昔の日本人はもっと、繊細だったと思うのは、私だけでしょうか・・
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