2009年3月24日火曜日

飼い主の心猫しらず



長崎にも猫はたくさんいるが。。
NYに置いてきた2匹の猫が気になって仕方ない。
USAから日本に猫を運ぶには、ワクチンを1ヶ月間隔おいて2回、それから2-4週間後に血液検査をしてさらに6ヶ月後でないできないとわかったのは、NYを発つ1ヶ月前だった。。
あわてて、猫にマイクロチップをいれ、ワクチンを接種させたが。。あと7ヶ月は日本に行けない。
結局、13年前に生後2ヶ月でもらってきた里親の息子にたのんで面倒をみてもらい、7ヵ月後に引き取りに行く事になった。
里親の息子が、なかなか感じのいいミュージシャンで、うちの猫共は、すっかり彼になついているらしく、「猫ちゃんは今僕の肩の上にいるよ!」なんて、メールが届くと「うっ、うっ、浮気猫め~~~。」と思ってしまう。飼い主の心、猫知らず。
写真は、ご近所の猫です。念のため。。

2009年3月20日金曜日

羽釜のふた




朝、鶯の鳴き声で目覚め、いろいろな鳥の声、蛙の声、七面山のお寺から聞こえてくるポクポクというファンキーな音などに囲まれ、杉の木でできたログハウスで生活していると、文明の利器というか、家電などがなかなか環境にマッチしなくなってきた。
ログハウスの地下室でみつけたは羽釜をきれいに洗って、その釜でたいたご飯のおいしいこと。しかし、50年以上使っていなかった羽釜の木製のふたがぼろぼろで、あと数回しか使えそうにない。金物屋を数件あたってみたが、直径24cmの小型の羽釜の蓋はないという。ネットでサーチすると、蓋だけで2400円だった。
今日は、天気もいいので、眼鏡橋付近を散歩しながら、骨董品屋や古物屋をまわり、「羽釜の蓋はありますか?」とたずねて回る。
3件目の古物屋で、「奥にあるかも。。」といって直径30cmの蓋をみつけてきた。うちの24cmのものよりしっかりしているので「おいくらですか?」と聞くと「1000円」という。「ではいただきます。」と1000円札を出すと「釜の本体はいらんとね?」と聞かれる。「おいくらですか?」ときくと「ただよ!」という。
というわけで、1000円で直径30cmのきれいな羽釜をゲットした!
店内のほかの客たちも、私たちの会話をきいていたようで、「おおお~~~!」「言ってみるもんやねぇ~」などとの歓声が上がった。
「海老で鯛を釣る」ではなく、「蓋で本体を釣る」である。
その後、浜の町、新大工町などを散歩しながら帰宅。途中で、多くの高齢者たちが、羽釜を不思議そうに眺め、「そん釜ばどがんすっとね?」と尋ねる。「ごはんを炊くんです。」と答えると「ふぅ~ん。。」と納得したようなしないような。。。

とても楽しい素敵な1日でした。

2009年3月9日月曜日

Funky Nagasaki - 04










最近、住み始めたログハウスから15分ほど歩いた所に七面山というお寺がある。
急な坂道を登るとそこには、不思議な空間が広がっている。
すでに桜は満開。山から見下ろす景色は桜と長崎港が一望でき、空気も水も美味しい。

猿も天狗も、ご近所さんのような気がしてきた。。


Funky Nagazaki-03


35cm以上の刺身用鯵が、284円!鯖より大きい鯵。
NYだと、1切れ6ドル、しかもこんなに新鮮な鯵はない。
お腹に入っていた白子は、湯豆腐に入れていただきました!

恐るべし、長崎。。

2009年3月2日月曜日

Funky Nagazaki-02


長崎の物価の安さ、食材の安さに毎日驚いている。
NYは、お金さえあれば、何でも買うことができると錯覚していたようだ。
NYのすし屋で1ピース6ドルでも食べられないような鯵が、2匹で3ドル以下だったり・・
卵ひとつでも、まったく味が違う。
でも、ワイン、チーズ、オリーブオイルなどは、めちゃくちゃ高い。
また、食器やインテリア関係など、シンプルで機能的なものはほとんど見つからない。
MUJIストアーも、外見はいいけど、品質はいまひとつ。
日本の豊かさと貧困さを実感する。