2016年3月17日木曜日

50代から始めるNPO  その27

NPOで、一番大切な物は「定款」。設立当時、生れて初めて使う漢字で、なんて読んでいいのかもわからなかったけど、ここに書かれている事が、NPO活動の基本になる。

他のNPOの定款を参考にたたき台をつくり、長崎県庁県民協働課を何度か訪問し、訳も分からないまま、言われるままに作成した。しかし、担当者が親切な方で、「一般的にこうするほうがいいようです。」というアドバイスで、比較的融通が利く定款になっているようだ。

わがNPOは、事業年度が12月末までなので、その後3カ月以内に、総会と理事会を開催し、県民協働課に事業報告書等を提出する。その他、定款の内容変更や、理事の住所変更なども県民協働課に報告する。

理事の任期は2年で、3月末で終了するので、再任も含め2年毎に理事就任関係の書類を法務局に提出する。住所、定款、役員、資産など登記簿に記載される内容の変更に関する事は全て法務局に提出する。

ここまで理解するのに1年半かかってしまった!

助成金申請を何度もチャレンジしたおかげで、事業報告書は比較的簡単にかけたし、たのもしい経理スタッフもいる。県民協働課とは、質問などはメールでやり取りし、書類は郵送し、不備な点はまたメールで指示がくるので、書き換えて郵送するだけ。。と、だんだんスムーズにできるようになった。

問題は法務局!!!

電子メールは受け付けないし、質問や相談は毎回予約して法務局に行くのだが、5時終了なので、遅くとも4時半までには行かなければならない。しかも、担当者によって、要領のいい人と悪い人がいる。

昨日は、理事の重任と住所変更で、法務局に行ったのだが、いろいろ書類の書き換え事項があり、

担当者:「ここは、このように書いて、この部分の日付はこのように変更していいでしょうか?」

私:「何がいいか悪いか私にはわからないので、今後、なるべく手間がかからず問題ないならいいようにお願いします。」

そんな会話の繰り返し。とりあえず、今年やるべき事はわかったけど、1年後、2年後までにやるべきことを教えてくださいと、いろいろ聞きだしていたら、資産変更手続きを今年4月までにやらなければいけないことが分かった。でその事を質問しようとしたら、「時間ですので、また日を改めてきてください。」という。

むうううううううう。

最初から必要事項をテキパキ教えてくれたらこんなに時間かからなかったのに。。。

今回の教訓: 恐るべし!お役所仕事。

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