2018年7月13日金曜日

カーデザイナーたちが気が付かなかった事

私は、36年位前に自動車メーカーの造形部で働いていた。当時同期だった仲間たちが定年退職する年齢になり、定年退職祝いと同期会で集まった。そこで出てきた話題の一つに、職場の癌発生率、死亡率が高いのではないかという事。職場環境も給料も恵まれ海外出張もあり、お洒落でスマートな仕事と思っていたけれど、マーカーやパステルでスケッチしフェキサチーフをかけまくる日々は、発癌物質を吸収し続ける日々だったのだ。。。
今はマスクを着用したり、パソコンで描いたりして、状況は改善されてきているらしいけど、、30数年前は誰も気が付かなかったし、その結果が20年30年後に身体に現れてくるなんて。。。
きっと、カーデザイナーだけでなく、いろいろな職業でも起こっているだろうし、原爆事故やその他の汚染事故でも数十年後に影響が出ると思うと、無知というのは恐ろしいと思ってしまった。でも、当時フェキサチーフの発癌性を研究していた人はいたのだろうか。。

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