2017年3月29日水曜日

50代から始めるNPO その32

わああああああああおおおおおお!!
JICA基金助成金内定です!
今まで7回くらい助成金申請して全部だめだったのが、初めて内定です。って、いままでど素人助成金申請だったけど、NPO設立後2年以上たち、JICAに助成金申請可能になり、JICAから長崎大学大学院グローバルヘルスに来ている助教授にアドバイスいただいてやっと通りました。
これで、Treasures of The PlanetもNPOとして認められたことになりますよね?ね?ね?

3月31日には、もう一つ申請中の助成金の結果がでます。

こんなに感激したのは、何十年ぶりだろう。麻雀で役満あがるよりもずっとすごい感激です。今日のワインは美味い!

NPO正式に活動開始だな。

2017年2月13日月曜日

50代から始めるNPO その31

おひさしぶりです。
去年は我がNPO Treasures of The Planetにとって、とても大きな飛躍の1年でした。
去年10月、4度目のラオスで、やっとNPOとして活動するに値するプロジェクトを見つけました。
ラオス南部の無農薬の農地5ヘクタールを無償で貸してもらい、アボカド栽培を始めます。
アボカドの実が実るようになるには5年間かかります。その間、コーヒーや蜂蜜の輸出をサポートします。ラオス南部パークソーンで会ったK氏のプロジェクト(ラオスの無農薬農地の有効活用)をサポートし、ラオスの農民たちを豊かにしていきます。

JETROの担当の方とも相談したところ、ラオスのアボカドはミカンコミバエ種の寄生虫害のため、生の果実は日本に輸出できません。しかし、アボカドオイルや石鹸に加工すれば輸出できます。アボカドの実が実るまでの5年間、ラオスで購入したアボカドで、アボカド加工方法を習得し、最初は少量でもアボカドオイルを輸出できるようにします。

K氏は、私たちに宿泊施設も無償で提供してくださるそうです。

今、助成金申請もしていますが、クラウドファウンディングも始める予定です。

今年の目標は、今までお世話になったNPOのスタッフにラオス産オーガニックアボカドオイルを贈ることです。

ONE STEP BEYOND ♪

2016年12月8日木曜日

50代から始めるNPO その30

ひさしぶりにNPOのお話。
NPOを設立したものの、寄付金集めも助成金もうまくいかず、ラオスの交通事故対策として反射テープを配布しながらラオス各地を旅し、いろいろな人に会い、いろいろな物を見てきた。

その中でわかったこと。私がやりたいのは、開発途上国と呼ばれている国々が、個々のオリジナリティーを大切に残しながら豊かな生活ができるようにすること。ニューヨーク23年間の生活で、物と情報にあふれ、豊だと勘違いしながら美味しくないものや不要な物を便利な物だと錯覚し、束の間の満足感をキープするために自分自身を見失っていく。。そんな生活がだんだん悲しくなってきて、すべてをリセットするために長崎に戻り、熱研でアフリカや東南アジアの人たちとであい、ラオスにであい、本当の豊かさについて考えるようになった。

で、ラオスの美しい自然と文化を守りながら人々の生活を豊かにしたいと思うようになった。今年7月にシエンクワンで7000ヘクタールの農地を開発している日本人に会い、オーガニックで農業するなんて甘いと笑われたけど、やっぱり、農薬を使わずに美しい自然を守りながらラオスの特産品を開発したいと考えてきた。

10月にラオス南部のオーガニックコーヒー農場を訪問し、そこを開拓してきたラオス人とアボカド栽培について話し合った。コーヒーの花に集まるミツバチはらとれる蜂蜜の話もきいた。

そして、ラオスの土地を愛し、無農薬でコーヒーやアボカドを栽培し、現地の人たちの仕事も増やしている彼と、ラオスのオーガニック製品を日本に輸出するプロジェクトを始めることになった。

ということで、2017年からは本格的にNPO活動開始です!やっとそれらしくなってきました。

2016年11月13日日曜日

やっと少し見えてきた!




10月21日から10日間、ラオスに行ってきました。4度目のラオス。
今まで、NPOとしても中途半端だし、一瞬「いいね!」と思っても、すぐに「あまいな。」と落胆することの連続で、もんもんとしていたのだけど、今回やっとやるべきことが見えてきました。

犬もあるけば棒にあたる。書を捨て、町にでよう。。迷った時こそ、外に出なければいけないと実感しました。

それにしてもやっぱりラオスの女性たちはたくましい!

2016年10月1日土曜日

マサイ通信

最近、下記のようなブログを見つけた!

http://rocketnews24.com/2015/11/14/664978/

ロケットニュース24というサイトで、ケニアのマサイ族の青年が自分たちの生活をレポートしている。

ある日本人がケニアのマサイ族の村で出会ったFaceBook大好きな青年に「井戸が枯れたのでお金を援助してくれ。」と言われたので、「他人に頼らず自分で稼げ!あとで携帯電話を送るから記事を書いて原稿料を稼げ!」ということになり、携帯の操作方法や自撮り棒の使い方を教えてスタートした「マサイ通信」。

時々ピンボケ写真もあるけれど、とにかく明るく面白い。何より、日本人とマサイ人が同じ目線でコミュニケーションをとっているところが最高。

そうなんだよね。NPOで助成金がどうとか、寄付金が集まらないとかいうよりも、まず実行して前に進まないと。

何より、明るく面白いのが最高!

2016年9月19日月曜日

ふうううううう。

Facebookには、日々の小さな発見や出来事を書き、ブログには、自分がいま何を考えているかを記録しようと、なんとなく心がけてきたのだけど、最近 ブログの記事がなかなか書けない。

7月に行ったラオスでの出来事がとても面白かったので、記録しようと思っていたのだが、その後、ラオスであった出来事の続きが、なかなかうまく進まなくて。。届くと思っていた返事がこなかったり、面白そうと思っていたことが、覆されたりで。。

まあ、世の中思い通りにいかないのが当たり前であって、それらも呑み込んで前に進むことがチャレンジと思っていたのだけど

NYで知り合いだった人がいつの間にか死んでいたり、長崎に戻って新しく知り合った人もいつの間にか亡くなっていたりして。。今まではそのうちなんとかなるさと気楽にマイペースでやってきていたのに、自分の時間にも終わりがあることに気付いて、焦った気分になったところで、今までの自分のペースをかえられるわけでもなく。。

そんなこんなで、いろいろ考えているうちに時間ばかり過ぎていくのです。

10月21日からまたラオスに行きます。そろそろ具体的に形になるものを作らないと。。

2016年8月2日火曜日

7月2,3日バンビエン

おおおおお!いつの間にか8月になっているではないか!忙しいわけではないのに、細々したことに日々追われ、7月のラオス旅行を整理する前に8月になってしまった。。

とりあえず、ラオス旅行の続き。7月1日ビエンチャンに一泊し、2日ミニバスでバンビエンへ。雨季の中、なんとかバンビエンに到着したのだが、その後ホテルまでトゥクトゥクで移動。雨の中、1台のトゥクトゥクに8人詰め込まれ、ぬかるみのでこぼこ道を揺られながらホテルに到着。

ホテルはゆったり快適に見えたが、リバーサイドビューは全て韓国人観光客に押さえられていた。(まあその分、ホテル代は安かったけどね)。

2日はゆっくりバンビエン市内を観光というか、ぶらぶら散歩し、3日NPO現地スタッフに、去年交通事故防止用反射テープを配布したカムマック村と、農地とリゾート地に開発予定の150ヘクタールのカムマック山の視察に行く。



反射テープはとても役に立ったという話だが、データが全くない!しかも、ステイプルガンで固定したテープは1年3か月後も残っているが、テープのままはりつけた自転車後部はほとんど剥がれていた。何とか、対策考えないと。。

カムマック山に行くためにかかった橋が3日前に雨で流されたというので、ボートで移動。短い距離だったけど、泥だらけになってしまった。

カムマック山は、蚊だらけ。。現地の人たちが、宿泊施設を建設中なのだが、ハンモックもあって、ゆっくり昼寝しながら仕事してるみたい。

さてさて、私に何ができるかなあ。。。

ホテルに戻った後、おいしいワインを飲みたくなったのだけど、私が宿泊しているホテルは停電でエレベーターも止まっている。

そこで、バンビエンで一番高級なホテルのバーでワインを飲むことにした。さすがに高級ホテルで、バンビエン近くで作ったチーズが最高においしかった!

バーカウンターで働くラオス人は、まだ電気も通っていないラオス北部の村出身というのに、英語がペラペラ。かなり優秀な人なんだろうね。そこに、イタリアの三ツ星ホテルのオーナーの息子が2か月間ホテルマネージメントの研修きていて、いろいろ話をきいたのだけど、ラオスにはフレンチやイタリアンで使うようなカラフルな野菜が少なくて、ヨーロッパのいいシェフが働きたがらないという。。

美味しいチーズと美しい野菜。。カムマック村で作れないかしらん。。。

って、思うのは勝手よねええ。ふうう。