2011年12月2日金曜日

怒涛の1週間が終わった




いろいろな出来事が凝縮した怒涛の1週間だった。宴会シーズンでホテルの配膳係が不足しているので手伝ってほしいと派遣会社から何度もメールが入ったが、今週はパス。でも働くお母さんたちは、平日保険会社やスーパーのレジなどで働いて、子供の世話もして、しかも週末は配膳のパートの仕事などをしている。すごいなあ。私はそこまでできないなあ。でも、なぜ、みんなそこまで働かないといけないの。。。などなど考えてしまう。

いつの間にか、12月になり、やっと冬らしくなってきた。金曜日は、夫がお弁当を作ってくれた。ログハウスのカボスでつくったしめ鯖を使ったバッテラ寿司と、いわしの蒲焼丼とログハウスでとれたルッコラやミニレタスのサラダに、市販のプチトマト2コ。こんなに食べられないよ!と思ったのだが、ペロリと完食してしまった!
私を2Fから4Fに追い出した女性技能補佐員は、来年3月で契約切れになり、職場からいなくなるので、3月までに4Fでしっかり仕事を覚えて、4月からまた2Fに戻れるらしい。

決して後味はよくないが、私がやるべき仕事内容が明確になり、一つ一つノートに整理して、優先順位をつけて片付けるようにしている。

NYという竜宮城で自由奔放に暮らしてきた私にとって、現実の社会復帰訓練のようで、使命感と不思議なやる気がアドレナリンになって、私を元気にしてくれる。

2011年12月1日木曜日

インパクトのあるお菓子だけど。。



長崎銘菓に、栗饅頭、桃カステラというのがある。私はどちらもあまり好みではないのだが、栗饅頭屋のポスターは、とても気に入っている。Tシャツとかにいいかも。

先日、天草みやげに、からしれんこんサブレというのをいただいた。外見は芥子レンコンだが普通の甘いサブレで、レンコンの穴に当たる部分にからしが入っていて、ピリッとくる。でも、1枚食べて、もう十分になり、残りは職場に持っていった。4階の共同研究室のスタッフ数名に食べてもらう。ウケタ!でも、おいしいといったのは、一人だけでした。インパクトだけのお菓子でした。

この手のお菓子、話が盛り上がるだけでもおみやげにする価値があるのかなあ?

2011年11月29日火曜日

Yoshimi Battles the Pink Robot

なんか、家政婦のミタ以上の急展開の日々。
今日、私の採用を決定した教官から電話があり、至急4階に来るようにとのこと。
で、4階にいくと、スコットランド人助教授と、私を摘発した女性技能補佐員。

彼女は、ただでさえ多忙な毎日なのに、仕事を覚えない私のおかげでストレスがたまって苦痛だという。
教官が、私の問題点を彼女に聞くと、私は社会性に欠けているという。
教官が、「私自身も社会性に欠けていて、あまり人とは会いたくないのだが。。基本的に挨拶が出来るとかが社会性ではないのかね?」と彼女に聞き返す。
彼女は「研究者は自由人が多いので、社会性がなくてもいいですが、彼女はそんな立場ではありません。」という。でも私の日々の挨拶は問題ないという。
私が、「では、具体的に私のどこが社会性がないのか教えてください」というと、私は初日から遅刻したと言う。確かに初日、私は迷子になって5分間遅刻したが、その後は、毎日15分以上早く出勤しているし、彼女のほうが、遅刻や突然欠勤や早退も多かったはず。。。「それから、彼女は失敗を人に責任転嫁します。」これは、このブログにも書いたけど、セールスマンのくだらないトークで私が実験を失敗した時のこと。。教官いわく、「それらは、彼女になれてもらうしかないですね。」
『おいおい、ここは、一回迷子になって5分間遅れたのと(正確には、9時きっかりに研究室に入ったのだが、タイムカードに入力するのに手間取って5分遅れた)、1回実験が失敗したことで首になるんかい??』と心の中で叫ぶが、じっと我慢する私。結局私は、2Fから4Fの共同研究室に移動して、今後は、日本人教官とスコットランド人助教授から直接指導をうけながら、技能補佐員としてのキャリアを学ぶことになった。スコットランド人助教授は「ridiculous!ridiculous!」と言っていたが、、、

彼女は去年も同じようにして、新人男性を辞めさせたらしい。私の私見では、原因は完全に彼女の八つ当たりで、これもある種のハラスメントと思うのだが、勝ち組、負け組みと言ういい方は好きではないが、一歩下がって勝ちをとったという感じ。とりあえず、これで私の1ヶ月のテスト期間は終わり、あと2年5ヶ月は、モンキーマラリアプロジェクトを続ける権利が与えられた。

いや~~~。この歳になって、日本でハラスメント体験ができるとは思いませんでした。
それにしても、昨日も今日も、私を摘発した女性は、目を真っ赤にして泣きはらした顔をして、つけまつげや化粧直しをしています。「私は、知~~~らないっと♪」

本日のBGM: Yoshimi Battles the Pink Robots by  The Flaming Lips
http://www.youtube.com/watch?v=PK6lxIqzk04&feature=related



2011年11月28日月曜日

そうきたか。。。

月曜日、研究所に行ったら、若い技能補佐員の女性に、「どうして、いつまでも仕事を覚えないの?仕事やる気あるの?辞めたら?」といわれた。
「あなたにそんなことを言う権利があるのですか?」
と、聞いたら
「あるわ。もう人事に話をしてきたわ。」
という。
私なりに、無遅刻無欠勤で、少しずつだが仕事もしてきているのだが。。
で、上司のスコットランド人に相談したら、"Don't worry. I'm happy to work with you"
と言うメールが届く。
これって、ハラスメントのひとつと思うのだけど。。どうなることやら

関東、東日本大震災の被災者たちは、今も過酷な環境で生活しているし、世界情勢としては、急激なドル高になり、中東やパキスタンで戦争が起こりそうな予感。。私の問題なんて、取るに足らないことだろうなあ。。

人間関係が一番面倒だと実感する。2週間前に来た子猫と、1年半前からうちにいる猫がなかよくじゃれている。人間もこんなに仲良くなれたら、戦争もなくなるだろうなあ。。でも、猫同士でも相性があるし。。

ふううう。

2011年11月25日金曜日

健康な子猫がやってきた!



近所の知人宅に子猫が生まれ、もらってほしいとたのまれた。
2ヶ月間、母親の母乳を飲んですくすく育ち、自分で餌を食べられるまで成長したところで、我が家にやってきた。うちの雄猫は、初日は警戒していたが、あまりのかわいさに翌日からデレデレ状態。かわいい妹ができました。
子猫ちゃんは、時々お母さんのお乳が恋しくなるようで、雄猫の乳首が真っ赤にはれるまで、チューチューしています。なんと、雄猫もまんざらではないようで、優しく体を舐めてあげています。

健康っていいな。愛情っていいな。とほのぼのしながら楽しく猫たちと暮らしています。

ビジョンがあるということ。。。

NHKのSONGSという番組で、矢野顕子と上原ひろみが競演していた。
NYつながりということもあるけど。。2人とも私が大好きなアーチスト。
若い頃から、音楽一筋で生きている二人。もちろん、2人の才能はすばらしいけれど、自分の好きなことを迷いなく突き進んでいけることがすごい。自分の可能性を信じて、好きなことを貫いてきた背景には、切り捨てた物もたくさんあったろう。

子供の頃は、スポーツ選手になりたいとか、アーチストになりたいとか夢見ても、いろいろな現実やノイズの中で、生活のために流されてきた人がほとんどだ。

今の研究所でも、何十年もマラリアの研究をしている人とかも、すごい。

私は、この道一筋にというのはないし、いまさらそんなことできそうにないけれど、短期、長期にこだわらず、何か明確なビジョンをもって生きていこうと思っている。

新しい職場は、給料とか成功とかいうのには、少しかけ離れているかもしれないけれど、黙々と自分の研究をしている人たちが集まっていて、とても魅力的だ。でも、私のようなパートで働いている人たちの中には、明確な目標があるでなく、学歴や地位もなく、将来の成長も見込めず、周りの人の悪口や愚痴ばかりこぼして、ただ時間をつぶして給料をもらっている人たちがいることが見えてきた。今までいろいろな仕事をしてきて人なら、ここがどんなに楽で恵まれた環境かわかるだろうし、家族とか大切な人のために働いている人たちは、割り切って仕事ができるのだろうけれど、テレビやファッション雑誌の広告をまともに受け取る若い人たちは、今の自分のことしか見えなくて、『私はこんなにがんばっているのに、どうして、こんな生活しかできないの?』みたいな苛立ちが、びんびん伝わってきて。。痛々しくなる。
で、そんな人は、自分より弱い立場の人に当たることになり、当然入ってきたばかりのド素人の50過ぎのおばちゃんに当り散らす。『そんなこと言われてもねえ。。わたしゃ、初心者だからねえ。』と、スルーしているが。。。時々「のれん」に変身する技を身につけてしまった!これも成長か?それとも、年寄りの悪知恵か。。

私も20代前半は、傍から見たらどうでもいいようなことで、悩んだり、周りの人に迷惑かけていたんだろうなあ。。と、今頃になってしみじみ思う。

メディアに踊らされたり、他人と比較して愚痴をこぼすよりも、自分のビジョンをしっかり持つことが大切だなあと。。思うこの頃です。

でも、上原ひろみは、はじけてるなあ。。。

2011年11月22日火曜日

Kendall's Bar


最近、時々行くようになったKandall's Bar. 長崎市の飲み屋街、思案橋にある小さなバーで、ハーバードで哲学を専攻したというアメリカ人が運営している。
先月は、オランダから来たツアー客と盛り上がった。写真左の赤白格子柄のシャツを着ている女性Kelly は、映画「ラストサムライ」を観て、日本が好きになり、1年前から日本語を勉強しているという。長崎のあと、厳島や京都などを回ってオランダに帰るツアーで、オランダに帰国後、メールで上の写真が送ってきた。
翌日、伊王島に行くといっていたので、軍艦島にも立ち寄るように薦めたのだけど、行ったかなあ。

また、長崎に来たいといってたけど、次はいつ会えるかな。オランダで会えれば面白そうだけど、数年は無理だなあ。ううむ。最近は、やりたいことと時間のバランスがずれてきている。あと2年半で、ひずみを修正しないと。。